就任祝い・昇進祝いに胡蝶蘭を贈るマナー完全版|本数・タイミング・立て札を花業界30年が解説

胡蝶蘭比較
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「就任祝いの胡蝶蘭はいつ届けるのが正解?」 「社長・役員・部長で本数や金額は変わる?」 「立て札には何と書けばいい?」

取引先の社長が交代した、役員が就任した——そんな大切なビジネスシーンで失礼のないよう胡蝶蘭を贈りたいけれど、開業祝いとは違うマナーがあって迷う方が多いです。

花の仕事に30年以上携わり、就任祝いの胡蝶蘭を数多く扱ってきた経験から、開業祝いとは異なる就任祝いならではのポイントを丁寧に解説します。


就任祝いと開業祝い、マナーの違いとは

まず、開業祝いと就任祝いの最大の違いを押さえておきましょう。

開業祝い:「前日または当日午前中」に届ける お店・会社が存在していなかった場所に新たに生まれる祝い事です。開業日に華を添えることが目的なので、開業前日〜当日午前中が最適です。

就任祝い:「就任日当日または1週間以内」に届ける 最も重要なポイントは「就任日より前に届けてはいけない」という点です。就任祝いの胡蝶蘭は就任日当日に届くよう手配するのが最も適切です。

なぜかというと、就任日より前に届けてしまうと、まだ前任者が在籍している場合があり、失礼にあたる可能性があるからです。


就任祝いの胡蝶蘭マナー5原則

原則①:就任日当日に届ける

就任式がある場合は会場へのセッティングがあるため式の前日、就任式がない・社内で行う場合は就任や式の当日に届けるのが基本です。手配が遅れた場合でも、就任から1週間以内に届くようにしましょう。

1週間を超えると時機を逸した印象を与えます。2週間以上経過すると「なぜ今さら?」という違和感につながります。

花屋目線のアドバイス: 大きな会社では就任が事前発表されることがあります。その場合は就任前に贈ることもできますが、会社宛てではなくご自宅に贈ることで前任者への配慮ができます。また、念のため事前に先方に受け取り確認をしておくことをおすすめします。

原則②:役職・関係性で本数と予算を変える

就任祝いは役職の格式に応じた本数・予算を選ぶことが重要です。

役職・関係性 おすすめ本数 予算目安
部長・マネージャークラス 大輪3本立て 1万円台〜2万円台
取締役・役員クラス 大輪3〜5本立て 3万円前後
代表取締役社長 大輪5本立て以上 3万円〜5万円以上
重要取引先の社長・グループ代表 大輪5本立て以上 5万円〜

就任祝いの相場は一般的には2〜10万円と幅が広く、関係性とどのような方に贈るかがポイントです。社長への就任であれば5万円以上、取締役・役員であれば3万円以上を贈りましょう。

原則③:仏滅は避ける配慮をする

開業祝いのマナーにはあまり出てこない点ですが、就任祝いでは暦を気にされる方も多いです。仏滅を避けて大安・友引に届けるのがベターです。

ただし、就任日が仏滅と重なることもあります。この場合は就任日に届けることを優先し、暦よりもタイミングを重視するのが現実的な対応です。

原則④:複数同時就任の場合は必ず個別に贈る

新社長の就任に伴い現社長が会長職などに就任する場合、一つの胡蝶蘭に連名で贈るのではなく、それぞれに1鉢ずつ贈るのが一般的です。

複数の方が同時に役職に就任する場合、同じ会社であったとしても、一人ずつ個別に贈りましょう。連名にしてひとつのお祝いを贈ることは、省略していると解釈され相手にとって失礼にあたります。

また、就任祝いの際は多くのお花が届くことが考えられます。同時就任となると、どなた様宛てのお花なのか分かりにくくなるので、立て札に贈り先の名前を記載することをおすすめします。

原則⑤:先代社長が亡くなった場合は大々的なお祝いを避ける

先代の社長が亡くなって新社長が就任することになった場合は、大々的なお祝いを避けるのがマナーです。相手は喪中となるため、胡蝶蘭などの贈り物を控えて内々で直接お祝いを伝える程度にするのが無難でしょう。


就任祝いの立て札の書き方

就任祝いの立て札には独自のルールがあります。

基本パターン(贈り先なし)

祝 御就任
株式会社◯◯
代表取締役 山田太郎

丁寧なパターン(贈り先あり)

祝御就任
◯◯◯◯様
株式会社△△
代表取締役 田中次郎

役職を明記する場合

代表取締役社長
御就任御祝
◯◯◯◯様
株式会社△△

同時就任の場合(複数名を一鉢に書く場合)

祝御就任
株式会社◯◯
代表取締役会長 鈴木一郎 様
代表取締役社長 田中次郎 様
株式会社△△

花屋目線のアドバイス: 立て札は縦書きが基本です。就任祝いでは新しい役職名を正確に書くことが最重要です。辞令が出た直後は役職名が変わっているため、古い役職名で書かないよう注意しましょう。詳しくは胡蝶蘭の立て札の書き方完全ガイドをご覧ください。


役職別のおすすめ胡蝶蘭と品種の選び方

色の選び方

就任祝いの胡蝶蘭は定番の白大輪が最も適しています。白は清潔感や信頼感を印象付けられ、ビジネスシーンにふさわしい贈り物とされています。

紅白の組み合わせになる赤リップの白大輪はお祝い事に適した胡蝶蘭で、縁起の良い色として華やかな印象を与えます。

ピンクも選択肢に入りますが、女性の社長・役員向けが特に喜ばれます。

企業のコーポレートカラーに合わせたい場合は胡蝶蘭園.comでカスタムオーダーが可能です。

サイズ・輪数の選び方

就任の場には多くの胡蝶蘭が並ぶことがあります。大輪3本立て以上で36輪以上の花を付けた胡蝶蘭を選ぶと、他の花の中でも見劣りしません。

特に社長・代表取締役など重要なポストへの就任をお祝いする場合は5本立て以上の存在感のある胡蝶蘭が好まれます。


就任祝いでよくある失敗と防ぎ方

失敗1:就任日より前に届けてしまった 前任者がまだ在籍しているうちに新任者への就任祝いが届くのは大変失礼です。就任日の確認を事前に必ず行いましょう。

失敗2:役職名を間違えた 「取締役」と「代表取締役」は別の役職です。「執行役員」と「取締役」も異なります。辞令内容を正確に確認してから立て札を作成しましょう。

失敗3:前任者が亡くなった後に大々的に贈った 先代の死去に伴う就任の場合は、通常の就任祝いとは扱いが異なります。社内で相談のうえ対応を決めましょう。

失敗4:複数の方が同時就任なのに一鉢だけ連名で贈った 同時就任のそれぞれに個別の胡蝶蘭を贈るのが正式なマナーです。

失敗5:1週間を超えてから贈った 遅すぎるお祝いは時機を逸した印象を与えます。1週間以内が鉄則です。


通販で就任祝いの胡蝶蘭を贈る際のポイント

就任日当日に届けるためには、翌日配送・当日配送対応のショップ選びが重要です。

当日配送が必要な主要都市(東京・大阪・名古屋・福岡など)の場合は、PREMIER GARDEN・HANAMARO・花秘書が対応しています。翌日配送で十分な場合はHitoHana・花秘書がおすすめです。

写真確認サービスがあるショップを選ぶことで、立て札の役職名・氏名の誤字を事前にチェックできます。就任祝いでの誤字は特に失礼になるため、写真確認サービスは必須と考えてください。

どのショップが自分のケースに合うかは、こちらの記事で詳しく比較しています。

【花業界30年が厳選】胡蝶蘭通販おすすめ8社を本音で比較【2026年最新版】


※本記事は一般的なマナーをもとに解説しています。地域・業界・相手先の慣習によって異なる場合があります。

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