ドライフラワーのオススメの飾り方
1. ケースに入れて飾る
ドライフラワーは繊細なので、剥き出しの状態で飾りっぱなしにすると、時間が経つにつれて埃や汚れがついてしまいます。そこでおすすめなのが、透明のケースに入れて飾る方法です。アクリルやガラス製のケースなら、いつでもきれいな状態を保ちながら、花束の美しさを最大限に引き出せます。お手入れも簡単で、ドライフラワーを長持ちさせるポイントですね。
2. スワッグにする
ハンギング法で作ったドライフラワーを束ねてスワッグにするのも素敵です。くすんだ色合いは、ナチュラル調やアンティーク調のお部屋にぴったりマッチします。スワッグにする場合も、軽くラッピングして飾るとお手入れがしやすくなります。いつまでも美しいドライフラワーを楽しむために、週に1度のお手入れがポイントです。
3. 落ちた花びらも活用
ドライフラワーを手作りすると、花びらがポロっと落ちることもありますよね。でも大丈夫!落ちた花びらも捨てるのはもったいないです。アロマキャンドルやポプリ、レジンアクセサリーなどに使えば、お部屋にさりげない花の香りを楽しむことができます。ドライフラワーの副産物も、素敵なアイテムに変身させてみましょう!
花束から作ったドライフラワーを長持ちさせるには
ドライフラワーにすることで、大切な花束は長持ちします。ただ長持ちさせるだけでなく、美しい状態を保つことが大切ですので、保管の仕方にもポイントがあります。お手入れは簡単ですが、逞しい花材ではありません。ドライフラワーを飾るには、適切な環境を選ぶことが何よりも大切です。
最適な環境を整えよう
ドライフラワーにとって負担とならない最適な環境を整えることを守り続けられれば、保存期間も最大限に延ばすことができるでしょう。ドライフラワーをできるだけ長く美しい状態で飾り続けるために、2つのポイントをおさえておきましょう。
1. 直射日光と湿気を避けて飾る
ドライフラワーを作る過程と同じように、完成品を飾る際も、直射日光と湿気を避けることが大切です。日光だけでなく、蛍光灯などの強い光も避けましょう。強い光はドライフラワーの色あせを進行させてしまい、劣化を早めます。また、湿気も大敵です。湿度の高い環境に置き続けると、ドライフラワーが水分を吸収してカビが生えるリスクが高まってしまいます。
色あせやカビが発生した場合、美しい元の姿に戻すことは残念ながらできません。予防するしかないのです。大切な花束を色あせやカビから守るためにも、環境の管理には十分気を付けましょう。
2. 埃がかぶらないようにする
ドライフラワーが埃をかぶってしまうと、取り除くのが大変なうえ、何より見栄えが非常に悪くなってしまいます。せっかくの記念のお花なのに、埃まみれだと何のために飾っているのかわからなくなってしまいますよね。また、埃の付着したドライフラワーをそのまま飾っていると、アレルギーによる鼻炎や皮膚炎、さらに喘息などを引き起こすことも。インテリア性だけでなく健康面でのデメリットも生まれてしまうため、注意が必要です。埃を避けるためにもケース入りのアイテムを選ぶことをおすすめします。
ドライフラワーにしやすい花
ドライフラワーに向いているのは、水分が少なくて変色しにくいお花です。例えば、
- ミモザ
- アジサイ
- カスミソウ
- スターチス
- 千日紅
特にバラは初心者にもおすすめです。綺麗なドライフラワーが簡単に作れます。
ドライフラワーにしにくい花
一方、水分が多いお花はドライフラワーにしにくいです。例えば、
- ユリ
- ひまわり
- 菊
- 桜
- チューリップ
これらのお花はシリカゲルを使って一気に水分を抜く方法がおすすめ。少し難易度が高いですが、慣れてきたら挑戦してみてください。
ドライフラワーの飾り方と注意点
よくある質問
1. ドライフラワーにしやすい花・グリーンは?
- 「バラ」「ユーカリ」「カスミソウ」「ミモザ」「ラベンダー」など、元々水分が少ない花がおすすめです。
2. ドライフラワーに向いていない花は?
- ユリや椿など水分が多い花は色が悪くなりやすいです。ただし、シリカゲル法で綺麗に仕上げられます。
3. ドライフラワーはどんな場所に飾るのが最適?
- 風通しがよく湿度が低い場所がベスト。窓際や水回りは避けましょう。
4. ドライフラワーはどのくらいの期間楽しめる?
- 正しく保存すれば3ヶ月〜6ヶ月持ちますが、色が薄くなってきたら処分しましょう。
5. ドライフラワーはプレゼントには良くないって本当?
- 永遠の愛の象徴としてプレゼントにぴったりですが、風水的には「陰の気」を持つともいわれます。お見舞いには避けた方が無難です。