お花屋さんで花束を買おうと思っても、花の名前がわからないことはありませんか?たくさんの花がある中で、どれを選べばいいのか迷うことも多いでしょう。そんな方のために、1年中手に入る基本の花9種類をご紹介します。これらの花の名前を覚えておけば、お花屋さんに行くのも楽しくなりますよ。
バラ
バラは誰もが知っている花の王様です。赤やピンク、白など、色も豊富で種類もさまざま。一本の茎に一輪の花が咲く「スタンダード」と、複数の小さな花が咲く「スプレー咲き」があります。バラの特徴は、その多様な花姿と共通する葉の形です。
ガーベラ
「ガーベラ」は、シンプルでカラフルな花です。大きな花びらが特徴で、花束やアレンジメントに使いやすいです。品種が豊富で、色や形もさまざまですが、青系の花はありません。ガーベラは咲いた状態で出荷され、つぼみの状態のものは見かけません。
カーネーション
母の日に贈る花として有名な「カーネーション」。赤やピンク、白などの色が豊富で、「スタンダード」と「スプレー咲き」の2種類があります。品種改良が進んでおり、複色系や渋い色も増えています。茎や葉を見ればカーネーションとわかります。
トルコキキョウ(リシアンサス)
近年人気が高まっている「トルコキキョウ」。別名「リシアンサス」とも呼ばれ、バラに次ぐ存在感があります。色も多彩で、一重咲きから八重咲き、大きなフリル咲きなどさまざまな品種があります。一見するとトルコキキョウとわからないほど多様です。
ユリ
「ユリ」は、豪華な花束には欠かせない存在です。大輪で香りが強い「オリエンタル系」、すっとした「テッポウユリ」、小さめでカラフルな「スカシユリ」などがあります。「カサブランカ」はオリエンタル系ユリの一品種です。
菊(マム)
菊といえばお供え花のイメージがありますが、近年はおしゃれな「マム」として親しまれています。色とりどりの品種が増え、花束にも違和感なく使えます。「スタンダード」と「スプレー咲き」の2種類があります。
アルストロメリア
名前は知らなくても、よく見る花「アルストロメリア」。日持ちがよく、1本でボリュームが出るため花束に欠かせない存在です。白、ピンク、黄色、オレンジなど、基本的な色は網羅しています。
デルフィニウム
青い花の代表「デルフィニウム」。青系の花が少ない中で、デルフィニウムはその存在感を発揮します。1本に長く咲くタイプとスプレー咲きのタイプがあり、青、水色、紫、白、ピンクなどの色があります。
カスミソウ
「カスミソウ」は、小さな白い花が特徴で、花束のまとめ役として欠かせません。最近は人工的に染められたカラフルなカスミソウも登場しています。どんな花とも相性がよく、ふんわりとした印象を与えます。
まとめ
今回紹介した花は以下の9種類です:
- バラ
- ガーベラ
- カーネーション
- トルコキキョウ(リシアンサス)
- ユリ
- 菊(マム)
- アルストロメリア
- デルフィニウム
- カスミソウ
これらの花を覚えておけば、花屋さんでの花選びがぐっと楽しくなります。茎や葉っぱの特徴も参考にしながら、ぜひ自分のお気に入りの花を見つけてください。