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【超簡単】朝顔の育て方入門!種まきから開花まで花屋が教える確実に成功する栽培テクニック

園芸図鑑

夏の風物詩として愛され続ける朝顔。小学生の頃の夏休みを思い出す方も多いのではないでしょうか?「懐かしいなぁ」なんて思いながらも、「今度は大人になった自分が育ててみたい!」という気持ちになりませんか?

花屋で30年以上働いている私が断言します。朝顔の育て方は本当に簡単なんです!ちょっとしたコツさえ知れば、初心者の方でも美しい花をたくさん咲かせることができますよ🌻

この記事では、種まきから開花まで、朝顔を確実に成功させるための実践的なテクニックをわかりやすくお伝えします。失敗を恐れず、楽しみながら朝顔栽培にチャレンジしてみましょう!

 

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朝顔を確実に成功させる3つの重要ポイント

まず最初に、朝顔栽培で絶対に外せない重要ポイント3つをお教えしちゃいます!これさえ押さえておけば、初心者の方でも必ず成功できますよ。

ポイント1:種まき時期は5月下旬~6月がベスト

朝顔の種まきはタイミングが命!気温が安定して25℃前後になる5月下旬から6月上旬が最適な時期です。「早く咲かせたい」という気持ちもわかりますが、寒い時期にまいても発芽しないので要注意ですよ。

ポイント2:「芽切り」で発芽率をアップ

朝顔の種は表面がとても硬いんです。そのまままいても発芽しにくいので、「芽切り」という下準備が大切!カッターや爪切りで種の表面をちょっと傷つけるだけで、発芽率がぐんとアップします。

ポイント3:短日性植物なので夜は暗い場所で管理

「つるも葉っぱも元気に育ってるのに、なぜか花が咲かない…」そんな経験ありませんか?実は朝顔は夜の暗さを感じて花を咲かせる植物なんです。街灯や室内の明かりが当たらない場所で育てることがポイントです!

 

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朝顔ってどんな花?基本知識をサクッと解説

「朝顔のことなんて知ってるよ〜」という方も、意外と知らない秘密があるかもしれませんよ♪

朝顔の特徴と種類

朝顔はヒルガオ科のつる性一年草で、実はサツマイモの仲間なんです!驚きですよね。日本には奈良時代に中国から薬草として伝わったのが始まりで、その後観賞用として愛され続けています。

花の色は青や紫が定番ですが、実は1000種類以上もあるんです。ピンクや白、赤、さらには絞り模様やグラデーション、複雑な花びらの形をした「変化朝顔」まで、本当にバラエティ豊かなんですよ。

 

日本朝顔と西洋朝顔の違い

朝顔には大きく分けて「日本朝顔」と「西洋朝顔」の2種類があります。この違いを知っておくと、栽培計画が立てやすくなりますよ。

項目 日本朝顔 西洋朝顔
開花時期 7~8月(夏) 9~11月(秋)
花の咲く時間 早朝3時頃~9時頃 早朝~昼頃まで
つるの長さ 2~3m 7~10m
寒さへの強さ やや強い 弱い(霜で枯れる)

「夏に花を楽しみたい」なら日本朝顔、「グリーンカーテンにしたい」なら西洋朝顔がおすすめです。

朝顔の開花時期と生育サイクル

朝顔は短日性植物という特徴があります。これは「夜の時間が長くなると花を咲かせる」という性質のこと。だから真夏の昼間が長い時期より、少し日が短くなり始める7月中旬以降に花が咲き始めるんです。

生育サイクルはこんな感じ

  • 5月下旬~6月:種まき
  • 6月中旬~7月上旬:つるが伸び始める
  • 7月中旬~9月:開花期
  • 10月~11月:種の収穫

このサイクルを頭に入れておくと、「なんで花が咲かないの?」なんて心配しなくて済みますよ♪

 

【種まき編】失敗しない朝顔の種まき方法

いよいよ実践編のスタートです!種まきは朝顔栽培の第一歩。ここでしっかりとした準備をすれば、その後の成長がぐんと良くなりますよ。

種まきの最適な時期

朝顔の種まきは気温がポイント!発芽に必要な温度は20~25℃なので、関東地方なら5月下旬、北海道など寒い地域なら6月上旬がベストタイミングです。

「ゴールデンウィークに種をまいた」という方をたまに見かけますが、ちょっと早すぎるかも。夜の気温もしっかり上がってから種まきした方が、発芽率が格段に良くなります。

種まき前の準備(芽切りと吸水処理)

朝顔の種は本当に硬いんです!そのままだと水を吸いにくくて発芽しづらいので、2つの下準備をしてあげましょう。

1. 芽切り(硬実処理) カッターや爪切りで種の表面を軽く削って、白い部分がちょっと見える程度にします。深く切りすぎると種が傷んでしまうので、「薄皮をむく」感覚で優しく処理してくださいね。

2. 吸水処理 芽切りした種を一晩(6~8時間)水に浸けておきます。朝起きて見ると、種がぷっくり膨らんでいるはず!これで準備完了です。

種まきの手順とコツ

準備ができたら、いよいよ種まきです!順番に説明しますね。

用意するもの

  • プランターまたは鉢(深さ20cm以上)
  • 鉢底ネットと鉢底石
  • 草花用培養土
  • 準備した朝顔の種

種まきの手順

  1. プランターの準備:鉢底ネットを敷き、鉢底石を入れてから培養土を8分目まで入れます
  2. 植え穴を作る:指で深さ1.5cm程度の穴を20cm間隔で作ります
  3. 種をまく:1つの穴に2~3粒、重ならないように置きます
  4. 覆土する:種が隠れるまでしっかり土をかぶせて、軽く押さえます
  5. 水やり:種が流れないよう、そっと水をあげます

花屋からのワンポイント:種をまく向きも実は大切!朝顔の種をよく見ると、片方は丸く、片方は角ばっています。丸い方を上、角ばった方を下にしてまくと、発芽がスムーズですよ。

発芽しない原因と対策

「種をまいたのに1週間経っても芽が出ない…」そんな時は、こんな原因が考えられます。

よくある発芽失敗の原因

  • 種まき時期が早すぎた:気温が低いと発芽しません
  • 芽切りが不十分:硬い種皮のせいで水を吸えない
  • 土が乾燥した:発芽まで土を乾かさないことが大切
  • 種が深すぎる/浅すぎる:1.5cm程度の深さがベスト
  • 水につけすぎた:2~3日も水につけると種が窒息してしまいます

もし発芽しない場合は、もう一度種まきをやり直しても大丈夫!朝顔は7月上旬まで種まき可能なので、諦めずにチャレンジしてくださいね。

 

【育苗・定植編】種まき後の管理方法

種まきが終わったら、今度は発芽から定植までの大切な時期です。この時期の管理が、その後の朝顔の成長を大きく左右するんですよ♪

発芽から本葉が出るまでの管理

種まきから4~7日で、待ちに待った双葉が顔を出します!この瞬間って本当に嬉しいですよね。まるで「こんにちは!」って挨拶されているみたい🌱

発芽直後の管理ポイント

  • 十分な日光を当てる:双葉が出たら日当たりの良い場所に移動
  • 水やりは控えめに:土の表面が乾いたらたっぷりと
  • 風通しを良くする:蒸れると病気の原因になります

双葉が開いて1週間ほどすると、本葉が出始めます。本葉の形は品種によって違いがあって、丸い葉や細い葉、縁にギザギザがある葉など様々。どんな葉っぱが出てくるか、観察するのも楽しみの一つですよ!

間引きの方法とタイミング

1つの穴に2~3粒まいた種が全部発芽したら、間引きが必要です。「せっかく芽が出たのに抜くなんてもったいない…」という気持ちもわかりますが、ここは心を鬼にして!

間引きのタイミング:本葉が2~3枚になった頃

間引きの方法

  1. 一番元気な苗を選ぶ:茎が太くて葉の色が濃い、元気な苗を残します
  2. 根を傷めないように:残す苗の根を傷めないよう、不要な苗をハサミで地際から切るか、そっと引き抜きます
  3. 1穴1株にする:最終的に1つの穴に1株だけ残します

間引いた苗も、もし根がしっかりついていれば別の鉢に植え替えできますよ。捨てるのがもったいないという方は、ぜひチャレンジしてみてください!

定植時期と植え替えのポイント

本葉が3~4枚になったら、定植(最終的な場所への植え替え)の時期です。朝顔は根を傷めると成長が遅れるので、慎重に作業しましょう。

定植の準備

  • 大きめの鉢やプランター:最低でも深さ25cm、幅30cm以上
  • 水はけの良い培養土:草花用の培養土で十分
  • 支柱の準備:つるが伸び始める前に用意しておきます

定植の手順

  1. 根鉢を崩さない:ポットから取り出す時は、根を傷めないよう注意
  2. 深植えは禁物:元の土の表面と同じ高さに植えつけます
  3. たっぷり水やり:植え替え後はしっかり水をあげて、根と土を馴染ませます

花屋からのアドバイス:定植後1週間ほどは、朝顔にとってストレスの時期。直射日光を避けて明るい日陰で管理すると、根付きが良くなりますよ。

 

【日常管理編】朝顔を元気に育てる毎日のお世話

定植が終わったら、今度は毎日のお世話が大切!といっても、朝顔はとても丈夫な植物なので、難しいことはありませんよ♪

水やりの頻度と方法

朝顔の水やりは「乾いたらたっぷり」が基本です。毎日決まった時間にあげるより、土の状態を見て判断する方が大切なんです。

季節別水やりガイド

時期 頻度 タイミング ポイント
6月(定植~梅雨) 2~3日に1回 過湿に注意
7~8月(夏) 毎日~1日2回 朝・夕 昼間の水やりは避ける
9月以降(秋) 1~2日に1回 徐々に減らす

水やりのコツ

  • 土の表面を触って確認:指を土に差し込んで、乾いていたら水やりのサイン
  • 鉢底から水が出るまで:中途半端な水やりは根腐れの原因になります
  • 葉水も効果的:夏の夕方に葉に霧吹きすると、ハダニ予防にもなりますよ

肥料の与え方と注意点

朝顔の肥料は「控えめ」がキーワード!肥料をあげすぎると、葉っぱばかり茂って花が咲かなくなってしまいます。

肥料の基本ルール

  • 窒素分は控えめに:葉を茂らせる窒素より、花を咲かせるリン酸重視
  • 液体肥料がおすすめ:10日に1回程度、薄めの液体肥料を
  • 開花後は肥料ストップ:花が咲き始めたら肥料はお休み

 

肥料をあげるタイミング

  1. 定植時:元肥として緩効性肥料を土に混ぜる
  2. つるが伸び始める頃:週1回程度の液体肥料
  3. 花芽がついたら:肥料は中止

「肥料をあげているのに花が咲かない」という相談をよく受けますが、実は肥料のあげすぎが原因のことが多いんです。朝顔は少し痩せた土の方が、きれいな花を咲かせてくれますよ。

最適な置き場所と日当たり

朝顔を美しく咲かせるには、置き場所選びが超重要!特に「短日性植物」という特性を理解しておくことが大切です。

理想的な置き場所の条件

  • 午前中は十分な日光:最低6時間は日が当たる場所
  • 西日は避ける:午後の強い日差しで葉がしおれやすくなります
  • 夜は真っ暗:街灯や室内の明かりが当たらない場所
  • 風通しが良い:蒸れを防いで病気予防

置き場所の季節調整: 夏の炎天下では、鉢やプランターが高温になりすぎることがあります。そんな時は移動できる鉢植えの利点を活かして、日中は半日陰に移してあげましょう。

夜間照明の注意点: 「つるも葉っぱも元気なのに花が咲かない…」という場合、夜間の照明が原因かもしれません。朝顔は夜の暗さを感じて花芽を作るので、夜9時間以上暗い環境が必要なんです。

 

【仕立て・整枝編】美しく咲かせる管理テクニック

朝顔をより美しく、たくさんの花を咲かせるためのちょっとしたテクニックをお教えします!これらの作業をするかしないかで、花の数が2倍も3倍も変わってくるんですよ♪

支柱立てとあんどん仕立て

つるが20cmくらい伸びてきたら、支柱を立てる時期です。支柱がないとつるが地面を這って、見た目も悪いし病気にもなりやすくなってしまいます。

あんどん仕立ての方法

  1. 支柱を3~4本立てる:鉢の縁に沿って等間隔に配置
  2. 上部をひもで結ぶ:支柱の先端をまとめて固定
  3. つるを誘引する:伸びてきたつるを支柱に巻きつけます

支柱立ての花屋のコツ

  • 長めの支柱を使う:最低でも1.5m、できれば2m以上
  • しっかり固定:風で倒れないよう、深めに差し込みます
  • つるの向き:朝顔のつるは左巻きなので、時計回りに巻きつけてあげましょう

摘心で花を増やす方法

摘心(てきしん)は、花の数を増やす魔法のテクニック!「芽を摘むなんてもったいない」と思うかもしれませんが、これをすることでわき芽がたくさん出て、結果的に花の数が増えるんです。

摘心のタイミング:本葉が8~10枚になった頃

摘心の方法

  1. つるの先端を確認:一番上の成長点を見つけます
  2. 指でつまんで摘む:やわらかい芽先を指の爪でそっと摘み取ります
  3. わき芽の成長を待つ:1週間ほどでわき芽が伸び始めます

 

摘心後の管理: 摘心後は、わき芽から新しいつるがどんどん伸びてきます。これらのつるにもそれぞれ花がつくので、支柱に上手に誘引してあげましょう。

花がら摘みと葉の管理

咲き終わった花をそのままにしておくと、種を作ることにエネルギーを使ってしまい、次の花が咲きにくくなります。こまめな花がら摘みで、長期間花を楽しみましょう♪

花がら摘みの方法

  1. しおれた花を見つける:花びらがしおれて色あせた花
  2. 花の付け根から切る:がくの部分から指でつまんで取るか、ハサミで切ります
  3. 種を取りたい場合は残す:来年用の種が欲しい花は数個残しておきます

葉の管理のポイント

  • 黄色くなった葉は除去:古い葉は病気の原因になることがあります
  • 混み合った葉は間引く:風通しを良くして病気予防
  • 下葉の管理:地面に近い葉は湿度が高くて病気になりやすいので、適度に取り除きます

これらの作業を続けることで、朝顔は9月中旬頃まで美しい花を咲かせ続けてくれますよ!毎朝の花がら摘みが、素敵な朝の習慣になるかもしれませんね🌸

 

【トラブル解決編】花が咲かない原因と対策

「葉っぱは元気に茂ってるのに、なぜか花が咲かない…」これ、朝顔栽培で一番よくある悩みなんです!花屋で30年以上働いている私のもとにも、毎年たくさんの相談が寄せられます。でも大丈夫、原因がわかれば必ず解決できますよ♪

朝顔が咲かない主な原因

朝顔が咲かない原因は、実はとてもはっきりしているんです。以下の4つのうち、どれかに当てはまっていませんか?

原因1:夜間も明るい環境 一番多い原因がこれ!街灯や室内の電気が当たっていると、朝顔は「まだ昼間だ」と勘違いしてしまいます。

原因2:肥料の与えすぎ 特に窒素分の多い肥料をあげすぎると、葉っぱばかり茂って花がつきません。

原因3:摘心をしていない つるの先端だけがどんどん伸びて、花芽に栄養が回らない状態です。

原因4:品種の勘違い 西洋朝顔を夏に咲かせようとしていませんか?西洋朝顔は秋の花なんです。

短日性植物の特性を理解する

朝顔は「短日性植物」という特徴があります。これは「夜の時間が長くなると花を咲かせる」という性質のこと。具体的には夜が9時間以上続くと花芽を作り始めるんです。

短日性植物のメカニズム

  • 昼夜のリズムを感じ取る:朝顔は光の変化で時間を判断
  • 夜の長さで開花スイッチ:夜が長いと「秋が来た、花を咲かせよう」となる
  • 人工照明も昼間と判断:わずかな光でも昼間だと勘違い

つまり、真夏の日の長い時期より、少し日が短くなり始める7月中旬以降に花が咲き始めるのが自然なんです。「なんで花が咲かないの?」と心配される方が多いですが、実は正常な反応なんですよ。

照明対策のポイント

  • 街灯から離す:可能な限り街灯の光が当たらない場所へ
  • 室内照明に注意:窓際で育てている場合、夜はカーテンを閉める
  • 移動可能にしておく:鉢植えなら夜だけ暗い場所に移動

肥料過多による影響

「花を咲かせたい」という気持ちから、つい肥料をたくさんあげてしまう方が多いんです。でも朝顔の場合、肥料は少なめが基本!特に窒素分の多い肥料は要注意です。

肥料過多の症状

  • 葉っぱが異常に大きく茂る
  • 茎がやわらかくて徒長気味
  • つるばかり伸びて花芽がつかない
  • 葉の色が濃すぎる緑色

改善方法

  1. 肥料を一時ストップ:すぐに肥料をやめます
  2. 水やりで薄める:たっぷりの水で余分な肥料を流します
  3. 摘心を実施:つるの先端を摘んで花芽形成を促します
  4. リン酸重視に変更:今後は窒素の少ない肥料を選びます

 

【病害虫対策編】朝顔を守る予防と対処法

朝顔は比較的丈夫な植物ですが、時々病気や害虫にやられることがあります。早期発見・早期対処が大切なので、毎日の観察を習慣にしましょう♪

主な病気(うどんこ病・モザイク病)

うどんこ病 葉っぱが白い粉をふりかけたようになる病気です。梅雨時期や風通しの悪い場所でよく発生します。

症状と対策

  • 症状:葉の表面が白っぽくなる、粉っぽい感じ
  • 原因:湿度が高い、風通しが悪い
  • 対策:白くなった葉を取り除く、風通しを良くする、予防スプレーを使用

モザイク病(ウイルス病) 葉っぱがまだらな緑色になる病気で、アブラムシが運んでくることが多いんです。

症状と対策

  • 症状:葉がモザイク模様、成長が悪くなる
  • 原因:ウイルス感染(アブラムシが媒介)
  • 対策:感染した葉を除去、アブラムシ対策、ひどい場合は株ごと処分

主な害虫(アブラムシ・ハダニ)

アブラムシ 新芽や茎に群がる小さな虫です。見つけたらすぐに対処しましょう。

見つけ方と対策

  • 特徴:黄緑色や黒い小さな虫、新芽に群がる
  • 被害:栄養を吸い取る、ウイルス病を運ぶ
  • 対策:少数なら手で取る、多い場合は薬剤使用、テントウムシなどの天敵を活用

ハダニ とても小さな虫で、葉の裏に住み着きます。乾燥した環境で発生しやすいです。

見つけ方と対策

  • 特徴:0.5mm程度の小さな虫、葉裏に生息
  • 被害:葉がかすり状に白くなる、ひどくなると枯れる
  • 対策:葉に水をかける(ハダニは水に弱い)、湿度を保つ、薬剤散布

早期発見と対処のコツ

病害虫対策で一番大切なのは毎日の観察です!朝の水やりの時に、ちょっとだけ葉っぱの様子をチェックしてみてください。

毎日チェックするポイント

  • 葉の色や形:いつもと違う変化はないか
  • 新芽の様子:虫がついていないか
  • 葉の裏側:時々めくって確認
  • 土の状態:カビや異常はないか

予防が一番効果的

  • 風通しを良くする:病気予防の基本
  • 水やりは朝に:夜の湿度を下げる
  • 適度な間隔で植える:密植は病気の元
  • 清潔な環境を保つ:枯れた葉はすぐに除去

 

【応用編】グリーンカーテンとしての活用法

朝顔の楽しみ方は鉢植えだけじゃありません!グリーンカーテンとして活用すれば、省エネ効果もあって一石二鳥ですよ♪

グリーンカーテンの作り方

グリーンカーテンは、植物の葉っぱで自然のカーテンを作ること。夏の強い日差しを遮って、室内の温度上昇を抑えてくれるエコな暑さ対策なんです。

設置場所の選び方

  • 南向きまたは西向きの窓:日差しが強い場所が効果的
  • ベランダや庭:プランターを置けるスペース
  • 風通しの良い場所:蒸れを防ぐため

必要な材料

  • 大型プランター:深さ30cm以上、幅80cm以上
  • 園芸ネットまたは支柱:高さ2~3m
  • 固定用の紐や針金:ネットを固定するため

西洋朝顔がおすすめな理由

グリーンカーテンには西洋朝顔がおすすめ!日本朝顔と比べて、グリーンカーテンに向いている特徴がたくさんあるんです。

項目 日本朝顔 西洋朝顔
つるの長さ 2~3m 7~10m
葉の茂り方 普通 非常に密
暑さへの強さ 普通 強い
開花期間 7~8月 9~11月

西洋朝顔なら、窓全体をしっかり覆うことができて、真夏の間ずっと緑のカーテンを楽しめます。さらに秋には美しい花も楽しめるので、まさに一粒で二度美味しい!

西洋朝顔の人気品種

  • ヘブンリーブルー:鮮やかな空色の花
  • フライングソーサー:白地に青の絞り模様
  • スカーレットオハラ:真っ赤な花が印象的

設置場所と管理のポイント

グリーンカーテンを成功させるには、設置と管理のコツを知っておくことが大切です。

設置のポイント

  1. ネットは早めに設置:つるが20cmになったら準備
  2. しっかり固定:風で倒れないよう確実に固定
  3. つるの誘引:最初は手作業で巻きつけてあげる

日常管理のコツ

  • 水やりは十分に:葉がたくさんあるので水をよく吸います
  • 肥料は控えめ:つるを伸ばすことが目的なので、窒素分をやや多めに
  • 定期的な誘引:新しく伸びたつるを随時ネットに巻きつける

 

【種の収穫編】来年も楽しむための種の取り方・保存方法

朝顔を育てる楽しみの一つが種の収穫!うまく保存すれば、来年また美しい花を咲かせることができますよ♪

種の収穫時期と見極め方

種の収穫はタイミングが重要です。早すぎると発芽しないし、遅すぎると種が飛び散ってしまいます。

収穫のサイン

  • 花が咲いてから40~50日後
  • がくが茶色く乾燥している
  • 種が黒っぽく硬くなっている
  • 振ると中で種が音を立てる

収穫の手順

  1. 晴れた日を選ぶ:湿度の低い日が理想
  2. がくごと摘み取る:ハサミで茎から切り取ります
  3. 種を取り出す:がくを開いて中の種を取り出します
  4. よく乾燥させる:風通しの良い場所で数日間乾燥

種の乾燥と保存方法

収穫した種は、しっかり乾燥させてから保存することが大切です。湿気が残っていると、保存中にカビが生えてしまいます。

乾燥方法

  1. 新聞紙に広げる:重ならないよう一粒ずつ並べます
  2. 風通しの良い場所:直射日光は避けて、明るい日陰で
  3. 1週間程度乾燥:完全に水分を飛ばします
  4. カラカラ音がすればOK:振って軽い音がしたら乾燥完了

保存方法

  • 密閉容器に入れる:ジッパー付き袋や密閉びんを使用
  • 乾燥剤を一緒に:シリカゲルなどの乾燥剤と一緒に保存
  • 冷暗所で保管:温度変化の少ない場所で
  • ラベルを貼る:品種名と収穫年月日を記録

翌年の種まきまでの保管

種は適切に保管すれば2~3年は発芽能力を保ちます。ただし、年数が経つほど発芽率は下がるので、できるだけ翌年に使うのがおすすめです。

保管中のチェックポイント

  • 月1回の点検:カビや虫がついていないか確認
  • 湿気に注意:梅雨時期は特に注意深く管理
  • 温度管理:極端な暑さや寒さは避ける

来年の春が来たら、また新しい朝顔栽培の始まりです!自分で採った種から育てた朝顔は、また格別の美しさがありますよ🌻

 

まとめ

朝顔の育て方、いかがでしたか?「思っていたより簡単そう!」と思っていただけたら嬉しいです♪

朝顔栽培成功の3つのポイント(再確認)

  1. 種まき時期は5月下旬~6月(気温25℃が目安)
  2. 芽切りと吸水処理で発芽率アップ
  3. 夜は暗い場所で管理(短日性植物の特性)

朝顔は本当に育てやすい植物です。失敗を恐れずに、まずは「やってみよう!」という気持ちでチャレンジしてみてください。毎朝咲く美しい花が、きっとあなたの一日を素敵にスタートさせてくれますよ。

もし何か困ったことがあっても大丈夫。朝顔は丈夫な植物なので、ちょっとしたコツを覚えれば必ず美しい花を咲かせてくれます。

来年の夏には、あなたのベランダや庭で美しい朝顔が風に揺れている姿を想像してみてください。それだけで、なんだかワクワクしてきませんか?

素敵な朝顔ライフを楽しんでくださいね!🌸

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