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ベロペロネ(コエビソウ)の魅力と育て方:グラデーションが美しい南国の花を自宅で楽しむ方法

園芸図鑑

赤からオレンジ、黄色へと美しいグラデーションを描くベロペロネ(コエビソウ)。エビの尻尾に似た独特な姿が愛らしく、初夏から秋にかけて長期間花を楽しめる南国生まれの植物です。

この記事では、ベロペロネの基本情報から育て方のコツ、増やし方まで詳しく解説します。初心者の方でも失敗せずに美しい花を咲かせられるよう、置き場所や水やりのポイント、剪定方法などを丁寧にご紹介します。

鉢植えでコンパクトに育てれば室内でも楽しめますし、条件が合えば一年中開花する可能性もあります。ユニークな花姿で周囲を明るく彩るベロペロネの魅力を、ぜひあなたのお庭やお部屋でも体験してみてください。

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ベロペロネ(コエビソウ)とは

ベロペロネは、メキシコ原産の常緑低木で、日本では「コエビソウ(小海老草)」という和名で親しまれています。キツネノマゴ科キツネノマゴ属に分類され、熱帯の温暖な気候を好む植物です。

ベロペロネの基本情報

ベロペロネの基本的な情報を表にまとめました。

項目 内容
学名 Justicia brandegeeana
科名 キツネノマゴ科
属名 キツネノマゴ属(ジャスティシア属)
原産地 メキシコ
分類 常緑低木
草丈 30~150cm
開花期 5月~10月(温度次第で周年)
耐寒性 やや弱い(3℃以上が目安)
耐暑性 やや強い

ベロペロネの最大の魅力は、開花期間の長さです。気温が15℃以上あれば花を咲かせるため、室内で管理すれば冬でも花を楽しめる可能性があります。

名前の由来と別名

「コエビソウ」という名前は、幾重にも重なる苞(ほう)が小海老の尻尾に似ていることに由来します。英名でも「Shrimp Plant(シュリンプ・プラント)」や「Mexican Shrimp Plant(メキシカン・シュリンプ・プラント)」と呼ばれており、世界共通でエビを連想させる姿が認識されています。

「ベロペロネ」という名前は、以前の属名である「Beloperone」に由来します。現在は属の統合により学名が「Justicia brandegeeana」に変更されましたが、園芸店やホームセンターでは今もベロペロネという名前で流通していることが多いです。

このベロペロネという名前は、ギリシャ語の「belos(矢)」と「perone(留め具)」という2つの言葉から成り、雄しべの形が矢のように見えることに由来しています。

また、「False Hop(ファルス・ホップ)」という別名もあり、ビールの原料となるホップの花に似ているけれど違う植物という意味が込められています。

ベロペロネの特徴

ベロペロネの最も特徴的な部分は、花に見える色鮮やかな苞です。一般的には赤からオレンジ色の苞が連なりますが、品種によっては黄色や緑色のものもあります。

この苞はハート形をしており、それが鱗のように重なり合って長さ7~10cm程度の穂状になります。苞は最初は淡い緑色をしていますが、日光に当たることで徐々に色づいていきます。

実際の花は苞の隙間から顔を出す白い筒状の小さな花です。この白い花は唇形をしており、下唇の内側には紫色や赤色の斑点が見られます。白い花びらは短期間で散ってしまいますが、苞は色褪せにくく型崩れもしないため、数ヶ月にわたって美しい姿を保ってくれます。

葉は楕円形から卵形で、先端がやや尖っており、対生(左右対称に生える)します。葉の長さは5~8cm程度で、表面には細かい毛が生えています。

茎は直立しますが、枝が伸びると緩やかに弧を描いて広がります。地植えにすると2メートル以上に成長することもありますが、鉢植えで管理すれば30~100cm程度のコンパクトなサイズに抑えることができます。

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ベロペロネの花言葉と由来

ベロペロネには、そのユニークな姿から生まれた魅力的な花言葉がいくつかあります。

主な花言葉は以下の通りです。

  • ひょうきん
  • 思いがけない出会い
  • おてんば
  • 可憐な人
  • 女性の美しさの極致
  • 機知に富む

「ひょうきん」と「おてんば」という花言葉は、風に揺れるベロペロネの姿が、まるで小海老が楽しそうに踊っているように見えることから付けられました。軽やかに揺れる様子が、元気な少女が踊っているようにも見えるため、明るく活発なイメージの花言葉が多いのです。

「思いがけない出会い」は、幾重にも重なった苞の隙間から、突然白い花が顔を出すことに由来します。予期せぬところから現れる小さな花の姿が、偶然の出会いを連想させるのでしょう。

「女性の美しさの極致」という花言葉は、一見意外に感じるかもしれません。これは、美しく重なり合う苞の姿が、洗練された女性の美しさを表現しているとされています。

ベロペロネの誕生花は、3月13日、3月19日、5月18日、6月12日、7月30日、11月5日、11月18日など、複数の日に設定されています。

ベロペロネの育て方

ベロペロネは比較的育てやすい植物です。ここからは、健康に育てて美しい花を咲かせるためのポイントを詳しく解説します。

置き場所と環境

ベロペロネの育成において、日当たりは最も重要な要素の一つです。

春と秋の管理

春(3月~5月)と秋(9月~11月)は、日当たりの良い場所で管理しましょう。十分な日光を浴びることで、茎がしっかりと育ち、花つきも良くなります。鉢植えの場合は、屋外のよく日の当たる場所に置くのが理想的です。

日光不足になると、茎が間延びしてひょろひょろとした姿になってしまいます。また、花つきも悪くなるため、できるだけ明るい場所を選びましょう。

夏の管理

夏(6月~8月)の強い直射日光は、葉焼けの原因になります。真夏は半日陰や明るい日陰に移動させることをおすすめします。午前中だけ日が当たるような場所が理想的です。

もし葉焼けが発生しても、株全体が枯れることはありませんので過度に心配する必要はありません。ただし、見た目が損なわれますので、夏場の置き場所には注意しましょう。

冬の管理

ベロペロネは寒さに弱い植物です。耐寒温度は3℃程度とされていますが、霜に当たると枯れてしまいます。

暖地であれば屋外での越冬も可能ですが、寒冷地では必ず室内に取り込みましょう。冬は暖かい室内の日当たりの良い窓辺で管理するのが最適です。

室温が15℃以上あれば、冬でも花を咲かせてくれる可能性があります。ただし、暖房の風が直接当たる場所は避けてください。急激な温度変化や乾燥は株を傷める原因になります。

寒さで地上部が枯れてしまった場合でも、根が生きていれば春に再び芽を出します。春になったら株元近くで茎を切り戻し、新芽の成長を促しましょう。

風通し

風通しの良い場所を選ぶことも大切です。空気が滞留すると病害虫が発生しやすくなります。ただし、強風に当たると枝が折れたり倒れたりすることがあるため、適度な風通しを心がけましょう。

水やりのポイント

ベロペロネは乾燥に弱い植物です。特に生育期の水切れには注意が必要です。

鉢植えの水やり

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。鉢底から水が流れ出るまでしっかり与えるのがポイントです。

春から秋の生育期は、乾燥しないよう注意しましょう。特に夏場は朝と夕方の2回、水やりが必要になることもあります。

ただし、常に土が湿っている状態は根腐れの原因になります。水やりの基本は「土が乾いたら与える」です。受け皿に溜まった水は必ず捨てましょう。

水が不足すると、苞の色がかすんだり、色褪せたりします。また、葉の色も悪くなり、全体的に生育が悪くなります。葉や花の様子を観察しながら、水やりのタイミングを調整してください。

冬の水やり

冬は生育が緩慢になるため、水やりの頻度を減らします。土が乾いてから2~3日待ってから水を与える程度で構いません。

ただし、室内の暖房で空気が乾燥している場合は、土の乾き具合をこまめにチェックしましょう。

庭植えの水やり

庭植えの場合は、植え付け直後にたっぷりと水を与えます。その後は基本的に雨水だけで十分です。

ただし、夏場に雨が降らない日が続く場合は、夕方にたっぷりと水を与えましょう。

肥料の与え方

ベロペロネは開花期間が長いため、適切な施肥が重要です。

鉢植えの施肥

鉢植えの場合は、肥料が切れやすいため定期的な追肥が必要です。

5月~9月の生育期に、月に1回程度の頻度で緩効性の化成肥料を鉢の縁に置きます。あるいは、リン酸が多めの液体肥料を月に2回程度与えるのも効果的です。

リン酸は花つきを良くする成分ですので、花をたくさん楽しみたい場合は、花用の肥料を選ぶと良いでしょう。

肥料を与えすぎると、茎や葉ばかりが成長して徒長(間延び)の原因になります。適量を守ることが大切です。

庭植えの施肥

庭植えの場合は、それほど多くの肥料を必要としません。

3月~4月に、株の周りに完熟堆肥と完熟有機肥料を混ぜ込みます。これにより土壌の質が向上し、栄養も補給されます。

その後は、花つきや株の状態を見ながら、5月~9月にかけてリン酸が多めの肥料を適宜与えます。

剪定の方法と時期

ベロペロネは放っておくと上へ上へと伸びていき、バランスが悪くなります。美しい樹形を保つためには、定期的な剪定が必要です。

摘芯(ピンチ)

春に茎が伸び始めたら、先端の芽を摘み取りましょう。これを「摘芯」または「ピンチ」と言います。

先端を摘むことで、その下から脇芽が出てきます。脇芽が増えることで、横にも広がりが出て、こんもりとしたバランスの良い樹形になります。

気温が高い時期は茎葉がよく茂りますので、積極的に摘芯を行いましょう。

切り戻し剪定

開花しながら生育を続けるため、株姿が乱れたら随時剪定します。4月~10月の生育期であれば、いつでも、どこで切っても構いません。

ただし、高温期に葉がなくなるほどの強剪定を行うと、株が傷みやすいため注意が必要です。葉が残るような剪定を心がけましょう。

冬の剪定

寒さで地上部が枯れ込んだ場合は、霜が降りる前、または霜で枝が枯れた後に剪定を行います。

株元近くで茎をばっさりと切り戻しましょう。切り戻さなくても春に芽を出しますが、茎の高い位置から芽を出してアンバランスな姿になることがあります。

春の目覚めはゆっくりで、気温が十分に上がってから芽を出すため、剪定作業を急ぐ必要はありません。

花がら摘み

ベロペロネは開花期が長く、多数の花が咲くため、終わった花はこまめに摘み取りましょう。

花がらをそのままにしておくと、種子をつけようとして株が消耗し、老化が早まります。また、病害虫の発生源にもなります。

花がらをまめに摘み取ることで、次から次へと新しい花が咲き、長期間開花を楽しめます。

植え替えの手順

鉢植えのベロペロネは、1~2年に1回程度の植え替えが必要です。

植え替えの時期

植え替えの適期は、5月中旬~6月です。気温が安定し、生育が旺盛になる時期を選びましょう。

植え替えの手順

  1. 一回り大きな鉢を用意します。
  2. 鉢底ネットと鉢底石を敷きます。
  3. 新しい用土を少し入れます。
  4. 株を鉢から抜き、根鉢を軽くほぐします。
  5. 新しい鉢に植え付け、隙間に用土を入れます。
  6. 土の表面を軽く押さえて安定させます。
  7. たっぷりと水を与えます。

用土

ベロペロネは、通気性と保水性のバランスが良い土を好みます。

市販の培養土を使う場合は、草花用や観葉植物用の土が適しています。

自分で配合する場合は、赤玉土(小粒)6:腐葉土3:パーライト1の割合で混ぜると良いでしょう。有機物が豊富な肥沃な土が理想的です。

ベロペロネの増やし方:挿し木のコツ

ベロペロネは挿し木で簡単に増やすことができます。

挿し木の適期

挿し木の適期は4月~9月です。気温が高く、発根しやすい時期を選びましょう。

挿し木の手順

  1. その年に伸びた新しい枝から、5~7cm程度の長さで切り取ります。花が咲いている先端部分は避け、その下の充実した部分を使います。
  2. 下の方の葉を取り除き、2~3枚の葉を残します。
  3. 切り口を斜めにカットし、水に1~2時間浸けて吸水させます。
  4. 挿し木用の土(赤玉土の小粒やバーミキュライトなど)を湿らせた鉢を用意します。
  5. 割りばしなどで穴を開け、挿し穂を優しく挿します。
  6. 明るい日陰で管理し、土が乾かないように注意します。
  7. 約3~4週間で発根します。
  8. 新芽が出てきたら、新しい鉢に植え替えます。

挿し木のポイント

  • 清潔な土を使うことが成功の鍵です。
  • 直射日光は避け、明るい日陰で管理します。
  • 土が乾かないよう、霧吹きで水を与えるのも効果的です。
  • 発根促進剤を使うと、より確実に発根します。

【参考記事】挿し木の基本テクニックについては、こちらの記事も参考にしてください↓

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ベロペロネの病気と害虫対策

ベロペロネは比較的病害虫に強い植物ですが、栽培環境によっては問題が発生することがあります。

害虫名 症状 対策
カイガラムシ 茎や葉に白い虫が付着 歯ブラシでこすり落とす、薬剤散布
アブラムシ 新芽や茎に緑色の虫が群がる 水で洗い流す、薬剤散布
ハダニ 葉が白っぽくかすれる 葉裏に水をかける、薬剤散布

カイガラムシ

カイガラムシは蝋で覆われているため、薬剤が効きにくい厄介な害虫です。発見したら歯ブラシなどで削ぎ落としましょう。数が多い場合は、専用の薬剤を使用します。

アブラムシ

葉や茎、新芽に群がって汁を吸います。株を弱らせる原因になるため、早めに対処しましょう。

日光不足だと発生しやすくなります。少数であれば水で洗い流すか、テープで取り除きます。大量発生した場合は、専用の薬剤を使用します。

ハダニ

高温乾燥時に発生しやすい害虫です。葉の裏に潜んでいるため、普段から葉裏に水をかけることで予防できます。

発生してしまった場合は、専用の薬剤で駆除します。

予防のポイント

  • 風通しの良い場所で管理する
  • 適切な水やりを心がける
  • 日光不足にならないようにする
  • 定期的に葉の裏をチェックする

これらを守ることで、病害虫の発生を最小限に抑えることができます。

ベロペロネをもっと楽しむ方法

ベロペロネは鉢植えで育てるだけでなく、さまざまな楽しみ方があります。

寄せ植えのアイデア

ベロペロネは寄せ植えにも適しています。個性的な姿が他の植物を引き立てます。

相性の良い植物

  • トレニア:同じ時期に咲く草花で、涼しげな紫色がベロペロネの暖色と対照的です。
  • アイビー:つる性の葉物で、鉢の縁から垂れ下がる姿がベロペロネを引き立てます。
  • ペチュニア:豊富な花色から選べ、華やかな寄せ植えになります。
  • コリウス:カラフルな葉がベロペロネの花と調和します。

寄せ植えのポイント

寄せ植えをする際は、同じような環境を好む植物を選ぶことが大切です。ベロペロネは日光と適度な水分を好むため、同じ条件を好む植物と組み合わせましょう。

また、ベロペロネは比較的大きく育つため、鉢の中心や後方に配置し、手前に低い植物を植えるとバランスが良くなります。

【参考記事】寄せ植えのテクニックについては、こちらの記事も参考になります↓

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切り花として楽しむ

ベロペロネは切り花としても楽しめます。

色鮮やかな苞は数週間から数ヶ月にわたって美しさを保つため、長く楽しめる切り花として人気があります。

切り花にする方法

  1. 花が咲いている枝を10~15cm程度の長さで切ります。
  2. 下の方の葉を取り除きます。
  3. 水切りをして、清潔な水に生けます。
  4. 水は毎日取り替えましょう。

長持ちさせるコツ

  • 茎が細いため水下がりしやすいです。こまめに茎を切り戻しましょう。
  • しおれてきた葉は取り除きます。
  • 清潔な水を使い、毎日取り替えることが大切です。

ベロペロネは和風の雰囲気も持つため、茶花としても利用されています。一輪挿しに飾っても素敵です。

ベロペロネのよくある質問

Q1. ベロペロネが咲かないのはなぜですか?

A. 主な原因は日光不足です。ベロペロネは日光を好む植物で、日照が不足すると花つきが悪くなります。春と秋は日当たりの良い場所で管理し、夏は半日陰に移動させましょう。また、肥料の与えすぎも花つきが悪くなる原因です。窒素過多になると葉ばかりが茂り、花が咲きにくくなります。

Q2. 冬に地上部が枯れてしまいました。もう育たないのでしょうか?

A. 根が生きていれば大丈夫です。ベロペロネは寒さで地上部が枯れることがありますが、根が生きていれば春に再び芽を出します。春になったら株元近くで枯れた茎を切り戻し、新芽の成長を待ちましょう。

Q3. 茎がひょろひょろと間延びしてしまいました。

A. これは徒長と呼ばれる現象で、日光不足や肥料過多が原因です。日当たりの良い場所に移動させ、適度に摘芯を行いましょう。先端の芽を摘むことで、脇芽が出てバランスの良い株姿になります。

Q4. 葉が黄色くなってきました。

A. 水のやりすぎによる根腐れ、または水不足の可能性があります。土の状態を確認し、適切な水やりを心がけましょう。また、寒さや日光不足でも葉が黄色くなることがあります。

Q5. 室内でも育てられますか?

A. はい、室内でも育てられます。ただし、日当たりの良い窓辺に置くことが大切です。冬は室温が15℃以上あれば花を咲かせてくれます。暖房の風が直接当たらない場所を選びましょう。

Q6. どんな品種がありますか?

A. 一般的に流通しているのは苞が赤い「グッタータ」です。他に、苞が淡い黄色になる「イエロー・クイーン」、葉に白い斑が入る「バリエガータ」、茎が上に伸びる「エンジェル・キッス」などの品種があります。それぞれ異なる魅力を持っているので、お好みの品種を選んでみてください。

Q7. 庭植えにする場合の注意点は?

A. ベロペロネは霜に当たると枯れてしまうため、霜が降りる地域では庭植えは避けた方が安全です。温暖な地域であれば庭植えも可能ですが、半日陰になる場所を選びましょう。夏の直射日光を考慮して植える場所を決めることが大切です。

まとめ

ベロペロネ(コエビソウ)は、エビの尻尾のような個性的な姿が魅力の南国生まれの植物です。赤やオレンジ、黄色の美しいグラデーションを長期間楽しめる、初心者にもおすすめの花です。

育て方のポイントをおさらいしましょう。

  • 日当たり:春秋は日当たり良好、夏は半日陰、冬は室内の明るい場所
  • 水やり:土が乾いたらたっぷりと、乾燥に注意
  • 肥料:5~9月に月1~2回、リン酸多めの肥料を
  • 剪定:春から秋に摘芯と切り戻しでバランス良く
  • 越冬:3℃以上を保ち、霜に当てない
  • 増やし方:4~9月に挿し木で簡単に増やせる

ベロペロネは、条件が整えば一年中花を楽しめる可能性がある魅力的な植物です。鉢植えでコンパクトに育てれば、ベランダや室内でも十分に楽しめます。

ユニークな花姿と「ひょうきん」「思いがけない出会い」といった明るい花言葉を持つベロペロネを、ぜひあなたのお庭やお部屋に迎えてみませんか。毎日を彩る素敵な植物として、長く楽しめることでしょう。

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