リンドウの切り花は長さがあって立派なのですが、そのままま飾るのは意外と難しいですね。
でも、ちょっとしたポイントを知っていると色々な飾り方で楽しむことができます。お花を長持ちさせる方法でもあります。
一輪挿しやアレンジメントで楽しむ際のお役に立てれば嬉しいです。ぜひ活用して楽しんでいただければと思います。
まずは長いままで花瓶に活ける

リンドウ買ってきたわよ。


とりあえず、そのまま飾ってみようね

これはこれで素敵だったので、このまま飾ることに…
ところが2~3日経ってカスミ草が傷んでしまいました。リンドウ1本だけでは長さがありすぎて少し不格好です。もっと短く飾りたいところです。
長いリンドウを短くして複数本で飾る


短くしちゃうと、下に付いているお花が勿体無いわね。

リンドウを短くする時には、少しコツがあるんだ。


ここの部分で2つに分けるよ。
ハサミでもいいけれど、爪を支点にすれば簡単に折れるよ。


本当、簡単に折れたわね。

これで長かった1本のリンドウが2本のお花になったでしょう!


切った所も目立たなくていいわね。

それじゃあ、少し小さな花瓶に飾ろうか。


短くなったお陰で、また長持ちしそうね\(^o^)/
数日後、お花はまだまだ綺麗なのですが葉っぱが黒っぽく傷んできました。さすがに寿命でしょうか?

茎と葉っぱは諦めて花だけ飾る

お花は綺麗なんだからお花だけ使おうか


でも、お花に茎が付いていないけど…
どうやって飾るの?

ビー玉を使ってみようか。

100均で購入したお皿に、これまた100均で購入したビー玉を敷き詰めました。

ビー玉の隙間にリンドウの花を挿せば固定できると思うんだ。

捨てるしかないと思われたリンドウの花ですが、アイデア次第でこんな飾り方も可能です。
出来栄えはイマイチかもしれませんが、他の葉っぱや小さな小花をプラスすればもっと素敵になりそうですね。
とっても小さなリンドウのアレンジメント
リンドウの切り花は、青だけではなくて赤紫や白もあります。また、お花が茎に直接付いているものばかりではなくて、小枝が枝分かれしている種類もあります。

この種類のリンドウを使うと、中心の長い茎の部分以外の小枝に付いている花が余ってしまうことがあります。

この余った小枝だけを集めて小さなアレンジメントにしてみました。この場合は、花に茎がついているのでオアシスが使えます。
小さくカットしたオアシスを小皿にセットします。

オアシス(吸水性スポンジ)についてはこちらもどうぞ。

花首だけを使う感じで丸っこく挿していくといいですね。配色は、同じ色で固めてもいいし、適当にバラけた感じにしてもOK。
今回は、エノコログサとランタナの実で若干のアクセントをつけてみました。

直径10センチほどの小さなアレンジメントです。小さく活けてあるため、とっても長持ちしますよ。
まとめ
リンドウの切り花はとても長さが長いものが多いです。そのままでは長さを持て余しがちですが、長さを短くして飾る方法を知っていれば色々な飾り方で楽しめます。
どの切り花にも言えることですが、茎は短めに飾ったほうが長く楽しめます。最初は長いままで飾り、時間とともに(花の傷み具合によって)短くしながら飾っていくというのが、トータルで花を長く楽しむためのコツでもあります。



