夏にも訪れた浜名湖ガーデンパークですが、そのときは時間がなくて「花の美術館」を散策できませんでした。
花の美術館は浜名湖ガーデンパークの広い敷地の一番奥にあり、多様な花々が所狭しと植えられた別世界の空間です。今回はここを主な目的として巡ってみました。
今回はレンタル自転車で移動
浜名湖ガーデンパークの敷地はとにかく広いです。東京ドームおよそ12個分といわれるだけあって、駐車場と入口ゲート付近にある広場だけでもサーカーグランドが何面もとれそうです。
今回の目的である「花の美術館」は、この広い敷地の一番奥にあります。お花を見ながらゆっくりと散策するのが一番良いのですが、今日は時間がありません。
訪れたのは2020年10月6日の火曜日でした。お休みもなく無料で楽しめる浜名湖ガーデンパークですが、花の美術館だけは火曜日の午後はメンテナンスのため閉園してしまうのです。
駐車場に到着したのが11時少し前だったので少しでも早く移動したくて、レンタル自転車を借りることにしました。
料金は1時間で1000円と決してお安くはありませんが、家族連れでお子さんが一緒ならば楽しめそうな自転車です。
一人では若干恥ずかしいところですが、妻と一緒だったので思い切ってお借りしました。
ほとんど起伏のない公園内の道路ですが、この自転車なかなか進みません。普段自転車に乗りなれていないこともありますが、妻共々太ももがパンパンになってしまいました(T_T)
とはいえ無事に花の美術館に到着しました。
花の美術館に到着
花の美術館は、フランスにあるモネの庭を模して作られた庭園で「花の庭」と「水の庭」に分かれています。
実は開園当初は花の美術館「モネの庭」と名乗っていたようですが、諸事情があるようで現在は「モネの庭」とういう名前が使えなくなり「花美の庭」という名前になっているようです。
参考までですが、本家フランスのモネの庭以外に「モネの庭」を名乗っていいお庭が、世界で唯一高知県にあるそうです。いつか行ってみたいです。
花の庭エリアを散策
入ってすぐに雰囲気たっぷりの洋館がお出迎え。秋バラが咲き出すには若干早かったのが残念です。
花の庭のメイン、バラのアーチにはまだバラの花はほとんど咲いていませんが雰囲気は抜群です。
本来は中にも入ることができるのですが今日はメンテナンスのため、すでにロープが張られていました。残念(T_T)
バラのアーチを反対から覗くと奥に洋館が望めて最高の景色。
アーチの横には背の高いダリアの花が天高く咲きほこっていました。
水の庭エリアを散策
「花の庭」が洋のイメージなのに対して「水の庭」はどこか和のイメージが漂う庭です。
水の庭はモネの睡蓮のイメージの庭。イーゼルには絵も飾られていました。
池の上に架けられた太鼓橋。上には藤棚が作られていましたが、藤の花の季節ではありません。来年の春にはまたぜひとも訪れてみたいです。
池には睡蓮の花が数輪咲いていました。こちらは花の季節が終わってしまった感じ。
ところでこの睡蓮の花は、元祖「モネの庭」から株分けされたものだとか…
こちらも睡蓮の花が満開の季節にまた訪れてみたいところです。
花の美術館で見つけた花たち
色鮮やかなケイトウの花
あまり見かけない赤のガイラルディアの花。
こちらもガイラルディア、赤紫が綺麗。
オレンジのアルストロメリア。
巨大な黒い葉っぱにビックリ。
黒いアンスリウムなんて初めて見ました。
カボチャのような形だけどナスの仲間みたいです。
トガッたハートのアンスリウム。葉っぱも同じ形をしていました。
黄色いリコリスの花。
プルメリアの花。
ピンクのポーチェラカも咲きほこっていました。
マリーゴールドも元気に咲いてました。
オレンジのガーベラも…
エンジェルストランペットは終わりがけ?
パッションフルーツの花が葉っぱの影に隠れるように一輪だけ。
なた豆の実っているところを初めて見ました。
南国っぽいバナナの花と果実まで
なんとも可愛らしいスズメウリの果実。
MAP
静岡県浜松市西区村櫛町5475-1
[TEL] 053-488-1500
まとめ
とにかく花の種類が多い花の美術館です。四季折々の花たちを楽しむことができます。アーチや洋館を彩るバラの花は春と秋に。夏の池にはスイレンの花。初夏には藤棚の藤の花。
他にも草花から果実の花や実まで… いつ行っても楽しく散策することができます。また、プロの業者さんが常にメンテナンスしてくれているのも魅力です。これらが全て無料で楽しめるのが凄いですね。