切り花を売っている直売所を覗いてみると、信じられない激安でお花が売られていることがあります。
今回は「はままつフラワーパーク」へ出かけた際に、園内の売店で購入した直売のガーベラとスイートピーを飾ってみました。
また、記事の後半では直売所で切り花を購入する際の注意事項などもまとめてみました。
直売所で購入したガーベラとスイートピーがコレ!
わぁ~、こんなにたくさんどこで買ってきたの?
フラワーパークの直売所で激安だったんだよね♪
思わずたくさん買ってきちゃったんだ\(^o^)/
静岡県浜松市はガーベラの切り花の一大産地、生産量は日本で一番だそうです。「はままつフラワーパーク」に桜を見に行った際に園内の直売所を覗いてみると、ガーベラなどの切り花が激安な価格で売られていました。
ガーベラの包みが110円のものを2つ、スイートピーが150円、合計で370円で購入してきました。
スイートピーが少し元気がない感じね。
そうなんだよね。
買ってから半日くらい時間が経っているからね。
距離の離れている場所で「衝動買い」してしまうと、お花は弱ってしまうことがありますね。今回も、購入してから自宅に戻るまで半日経過していたため、水揚げを兼ねて大きめの花瓶に全部まとめて飾ってみました。
ガーベラもスイートピーも水揚げの良いお花なので、花瓶の水は少なめで大丈夫です。水が多過ぎると、茎が傷んで腐りやすくなりますから注意してくださいね。
数えてみると、スイートピーが5本、ガーベラは17本もありました。スイートピーは若干元気がなくなっていましたが、元々が新鮮なお花なのでガーベラは全く問題なくイキイキとしています。
このままだと、ごちゃごちゃした感じね。
いくつかに分けて飾り直してみるね!
と、その前に…
ガーベラのビニールキャップって外す?外さない?
切り花のガーベラを購入すると、お花の一つ一つにビニールの保護キャップが付いています。飾るときにはこのビニールは外してください。
ビニールキャップは運搬時にお花が擦れて痛むのを防ぐために付けられています。付けたまま飾ると、お花が蒸れてしまって花持ちが悪くなります。
付けたまま飾ることなんてあるのかしら?
飾り慣れている人には当たり前なことだけど、
実際にやってしまう人もいるんだよね。
ガーベラの切り花は、花びらが反り返ってしまうことがあるので、それが嫌でビニールを付けたままにしてしまうこともあるようです。
しかし、ビニールを付けたままで水揚げすると、かえって反り返りが激しくなることもあるので注意してください。
黄色いガーベラ3本を100均の花瓶に
何色かミックスで入っていたガーベラの中から黄色いガーベラを3本使って飾ってみました。
使った花瓶は100均で購入したもので、高さが15センチほどの細長いものです。花屋さんでよく見かける大きなサイズのガーベラではないので、小さな花瓶でも3本飾ってちょうどいい感じです。
茎が曲がっているのも味があっていいわね♪
直売のお花って、いろいろ個性があって面白いね!
お花のサイズが小さく茎の長さも短かい、オマケに茎も真っすぐではなくて曲がっていたりするのも直売所のお花の特徴なのかもしれません。
スイートピーとガーベラで一輪挿し
次に使ったのも100均で購入した花瓶。今度はスイートピーを長いまま2本使って、口元を3色のガーベラでまとめてみました。
ブルーの花瓶にピンクのお花がマッチして気に入っています\(^o^)/
スイートピーもお花がたくさん付いていてお得ね。
このスイートピーは1本に5輪ずつお花が付いているし、
長さもあるからB級品ではないようだね♪
直売所のお花だからといって、全てが規格外のB級品とは限りません。このスイートピーはお花屋さんで買えば1本で150円はしそうです。
ガーベラをたっぷりガラスの器に
ガーベラは長いままで何本も飾ろうとすると、まとまりがつかなくて難しいものです。残り10本ほどのガーベラは短く切って口の広いガラスの器に飾ってみました。
短くしちゃうのは勿体ない気もするわね。
普段は日持ちさせるために少しずつ短くして飾るんだけど、
激安だったから思い切った事しちゃったんだ♪
直売のお花は激安でたくさんの本数を購入できるので、普段と違った飾り方にも挑戦できて楽しみが増えますよ\(^o^)/
折れたガーベラは「ミチクサ」で一輪挿し
私のお気に入りの花器「ミチクサ」も使ったのね♪
飾っている途中で1本茎が折れちゃったから使ってみたよ。
「ミチクサ」とは、小さくて剣山もセットされている一輪挿し用の花器です。妻が一目惚れして購入したものなのですが、道端の草花や今回のように折れてしまった短いお花を飾るのに最適なんです。
直売所で切り花を購入する際の注意点
直売所の切り花は激安品もあって魅力的なのですが、気をつけたい点もいくつか考えられますのでまとめてみます。
買い過ぎに注意
今回の私もそうだったのですが、値段が安いとついつい買い過ぎてしまいますよね。
家にある花瓶に飾りきれないほど買ってしまわないように注意しましょう。お花は「生き物」ですから、しっかり飾って世話をしてあげないと枯れてしまいます。
くれぐれも、買い過ぎて枯らしてしまうことのないようにしてくださいね。
確かに、嬉しくってたくさん買っちゃうわね!
ご近所にお裾分けなんて方法もあると思うけどね♪
規格外の品を覚悟して…
直売所の切り花は鮮度は抜群だと思います。また、値段も激安なことも確かです。
値段が安いのには、生産者さんが直接持ち込むからという理由が一番だとは思いますが、もうひとつの理由は規格外の品もあるという点です。
茎が曲がっていたり短かったりして、通常の市場への出荷ができないお花が売られることもあるということです。
野菜の直売と同じことね!
自宅で飾るのなら、規格外のお花のほうが面白くていいかもね♪
持ち帰る時間等も考慮
切り花は水に浸けない状態が長時間続けは傷んでしまいます。お花屋さんで購入するときは切り口を保水処理してくれますが、直売所の場合は何もしてくれないのが普通です。
今回は私も失敗しましたが、購入してから自宅で飾るまでの時間が長くかかる場合は注意してください。くれぐれも「飾る前にお花が枯れてしまった」などということがないようにしましょう。
具体的には何かいい方法はないのかしら?
お花屋さんでも使っている保水用のゼリーを持っていくのもいいんじゃないかなぁ!
通販サイトを調べてみたら、お花屋さんで使っているのと同じような保水ゼリーがありました。これを持っていれば安心ですね\(^o^)/
まとめ
今回は、直売所で激安のガーベラとスイートピーを購入しました。
ついつい多めに買いすぎてしまったお花ですが、いくつかの花瓶に分けて飾ってみました。
お花屋さん以外にも、お花を購入できる場所はいろいろとあります。直売所のお花も値段が安いだけではなく、規格外品ならではの個性と味があって飾るのも見るのも楽しかったです。
観光でお花の名所などに出かけると、お花の直売所を見つけることもあるかと思います。そんな時、この記事のことを思い出してもらえたら嬉しいです。
個性的なお花たちとの出会いを楽しんでみてください♪