スワッグは、ヨーロッパで古くから親しまれている壁掛けタイプの花束です。リースと並んで人気の高いフラワークラフトで、季節の花や葉、実ものなどを束ねて作る装飾品として多くの方に愛されています。
この記事では、スワッグ作りが初めての方でも失敗しない基本の作り方から、季節ごとのアレンジアイデア、長持ちさせるコツまで詳しく解説します。手作りのスワッグで、お部屋を素敵に彩ってみませんか?
スワッグとは?壁を彩る花束の基本知識
スワッグ(Swag)は、もともと英語で「垂れ下がる」という意味を持つ言葉です。花や葉、枝などの植物を束ねて逆さまに吊るした状態で飾る装飾品で、ドイツを中心としたヨーロッパの伝統的なクラフトとして発展しました。
スワッグの特徴と魅力
スワッグの最大の魅力は、その自然な美しさにあります。生花を使って作った場合、時間が経つにつれてドライフラワーへと変化し、色合いや質感の移り変わりを楽しむことができます。
また、作り方がシンプルで、特別な技術や高価な道具を必要としないため、フラワーアレンジメント初心者の方でも気軽にチャレンジできることも大きな特徴です。
リースやブーケとの違い
項目 | スワッグ | リース | ブーケ |
---|---|---|---|
形状 | 束状(縦長) | 円形・輪状 | 束状(丸型) |
飾り方 | 壁掛け(逆さ吊り) | 壁掛け・置き型 | 手持ち・花瓶 |
作成の難易度 | 初心者向け | 中級者向け | 初〜中級者向け |
スワッグが人気な理由
近年、スワッグが人気を集めている理由として、以下の点が挙げられます:
ナチュラルなインテリアトレンドに合致すること、手作りの温かみを感じられること、季節感を手軽に取り入れられることなどが、多くの方に支持される理由となっています。
スワッグ作りに必要な材料と道具
スワッグ作りは、身近な材料と道具で始めることができます。まずは基本的な材料と道具を揃えましょう。
基本の材料(花材の選び方)
メイン花材:バラ、カーネーション、かすみ草、ユーカリなど グリーン(葉もの):ユーカリ、オリーブ、ローズマリーなど アクセント花材:実もの、穂ものなど
花材を選ぶ際は、乾燥しても美しさを保てる品種を選ぶことがポイントです。特に、ドライフラワーに適した花材を選ぶと、長期間楽しむことができます。
【参考記事】ドライフラワー作りの基本も参考になります↓

必要な道具一覧
- 花用ハサミ(剪定ばさみでも可)
- 麻紐またはワイヤー
- リボン(仕上げ用)
- 新聞紙(作業台保護用)
道具は100均で揃えられるものも多く、初期費用を抑えて始めることができます。
材料を購入できる場所
- 花屋さん:新鮮な花材が豊富
- ホームセンター:道具類が充実
- 100均ショップ:基本道具が手頃な価格で
- オンラインショップ:珍しい花材も入手可能
初心者でも失敗しない!基本のスワッグ作り方
ここからは、実際のスワッグの作り方を詳しく説明します。基本の4ステップをマスターすれば、どなたでも素敵なスワッグが作れます。
ステップ1:花材の準備と下処理
まず、使用する花材を適切な長さにカットします。
- メイン花材を30〜40cm程度にカット
- グリーンを20〜35cm程度にカット
- 茎の下部の余分な葉を取り除く
- 花材を種類別に分けて準備
茎をカットする際は、斜めにカットすることで、よりナチュラルな仕上がりになります。
ステップ2:束ね方の基本テクニック
スワッグの形を決める重要な工程です。
- 長めのグリーンを後方に配置
- メイン花材を中央から前方に配置
- アクセント花材を全体のバランスを見ながら配置
- 全体の長さと幅を調整
束ねる際は、自然な流れを意識して、花材同士が重なり合うように配置することがポイントです。
ステップ3:麻紐での固定方法
束ねた花材をしっかりと固定します。
- 茎の部分から10〜15cm程度の位置で麻紐を巻き始める
- 最初は軽く数回巻き、全体を仮止め
- しっかりと引き締めながら10〜15回巻く
- 最後は結び目を作って固定
麻紐は自然素材なので、ナチュラルな仕上がりになります。ワイヤーを使用する場合は、後でリボンで隠すとよいでしょう。
ステップ4:仕上げと形の整え方
最後に全体のバランスを整えます。
- 茎の長さを均等にカット
- 花や葉の向きを微調整
- リボンを結んで麻紐を隠す(お好みで)
- 吊るし用のループを作成
全体を見渡して、自然な美しさが表現できているかを確認しましょう。
季節別スワッグアレンジアイデア
季節の花材を使ったスワッグで、一年中お部屋に季節感を取り入れることができます。
春のスワッグ(桜・ミモザなど)
おすすめ花材:桜の枝、ミモザ、スイートピー、ラナンキュラス
カラー:淡いピンク、黄色、白
特徴:ふんわりとした優しい印象で、新生活のスタートにぴったり
【参考記事】ミモザの魅力についてはこちらもご覧ください↓
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夏のスワッグ(ハーブ・ラベンダーなど)
おすすめ花材:ラベンダー、ローズマリー、ユーカリ、カスミソウ
カラー:紫、シルバーグリーン、白
特徴:爽やかな香りが夏にぴったりで、ハーブ系の香りが心地よい空間を演出
秋のスワッグ(実もの・紅葉など)
おすすめ花材:バラの実、コットンフラワー、紅葉した枝もの
カラー:オレンジ、茶色、深い赤
特徴:実りの季節を表現した温かみのある仕上がり
冬のスワッグ(クリスマス・お正月向け)
おすすめ花材:もみの木、ヒイラギ、松ぼっくり、シルバー系グリーン
カラー:深緑、金、銀、赤
特徴:クリスマスやお正月の装飾として活躍
【参考記事】リース作りと合わせて楽しめます↓
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スワッグを美しく長持ちさせるコツ
手作りしたスワッグを長期間美しく保つために、適切なケア方法を覚えましょう。
適切な乾燥方法
風通しの良い場所に逆さまに吊るして乾燥させます。直射日光は避け、室温で1〜2週間程度で完全に乾燥します。
湿度の高い場所や風通しの悪い場所では、カビが発生する可能性があるため注意が必要です。
保管場所の選び方
乾燥後は以下の条件を満たす場所で保管します:
- 直射日光の当たらない場所
- 湿度の低い場所
- 風通しの良い場所
- ペットや小さなお子様の手の届かない場所
色あせを防ぐ方法
市販の園芸用スプレーなども販売されていますが、色の変化もドライフラワーの自然な魅力の一つとして楽しむことをおすすめします。時間とともに変化していく色合いも、スワッグならではの楽しみ方です。
おしゃれなスワッグの飾り方とディスプレイ術
作ったスワッグをより美しく見せるための飾り方をご紹介します。
壁への取り付け方法
- 画鋲やフックを使用して壁に固定
- ガーランドクリップで手軽に取り付け
- ウォールフックでしっかりと固定
壁に穴を開けたくない場合は、突っ張り棒や有孔ボードを活用するのもおすすめです。
部屋別おすすめ飾り場所
場所 | おすすめポイント |
---|---|
玄関 | お客様をお迎えする第一印象に |
リビング | 家族が集まる場所に季節感をプラス |
ベッドルーム | リラックス効果のある香りの花材で |
インテリアとの合わせ方
ナチュラルインテリア、フレンチカントリー、北欧スタイルなど、様々なインテリアスタイルに合わせることができます。
【参考記事】お部屋を花で彩るアイデアも参考にしてください↓
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よくある失敗と対処法
スワッグ作りでよくある失敗とその対処法をご紹介します。
束がバラけてしまう場合
原因:麻紐の締め方が不十分
対処法:花材を再度束ね直し、しっかりと麻紐を巻く
きれいに乾燥しない場合
原因:湿度が高い、風通しが悪い
対処法:除湿機を使用するか、より風通しの良い場所に移動
形が崩れてしまう場合
原因:花材のバランスが悪い、固定が不十分
対処法:全体のバランスを見直し、必要に応じて花材を追加や調整
まとめ
スワッグは、初心者の方でも気軽にチャレンジできる素敵なハンドメイドクラフトです。基本の作り方をマスターすれば、季節ごとに異なる花材を使って、一年中お部屋を美しく彩ることができます。
自然な美しさと手作りの温かみを兼ね備えたスワッグで、あなたのお部屋にも特別な魅力を加えてみませんか?最初は簡単な花材から始めて、慣れてきたらより複雑なアレンジにもチャレンジしてみてください。
手作りの喜びとともに、季節の移ろいを感じられるスワッグ作りを、ぜひお楽しみください。