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【花屋さん秘伝】ぐったりした紫陽花の切り花を復活させる5つの方法!水揚げのコツを大公開🌸

雑記、コラム

こんにちは、皆さん!🌸

「せっかく買った紫陽花の切り花がぐったりしてしまった…」 「昨日まで元気だったのに、急にしおれてきた…」

そんな経験ありませんか?😢

実は、水が大好きな紫陽花は、切り花にすると思った以上に早くしおれてしまうことがあるんです。でも、ご安心を!適切な対処をすれば、驚くほど元気に復活します✨

今回は、私が花屋として30年培ってきた経験から、ぐったりした紫陽花の切り花を復活させる「魔法のような5つの方法」と「長持ちさせるコツ」をご紹介します!

どの方法も特別な道具や専門知識がなくても、ご家庭で簡単にできますので、最後まで読んでみてくださいね❣️

 

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紫陽花の切り花がぐったりする主な原因

紫陽花がなぜぐったりしてしまうのか、その原因を知ることが復活のための第一歩です!

🌱 水不足が最大の敵

紫陽花は、名前の通り「水」が大好きなお花です。他の花と比べても水の消費量が多く、十分な水分を吸い上げられないとすぐにしおれてしまいます。特に茎の断面が空気に触れて乾燥したり、水中で切口がふさがったりすると、水の通り道である「導管」が詰まって、花まで水分が届かなくなるんです😣

🌱 茎の構造に秘密あり

紫陽花の茎の中には「白いスポンジ状の芯(ワタ)」があります。このワタが水の吸収を邪魔してしまうことも。茎を切っただけでは、このワタが残ってしまい、水の通り道が狭くなるんですね。

🌱 環境ストレスも原因に

夏に向かう季節、気温が高くなったり、冷房の風が直接当たったりすると、紫陽花は思った以上にストレスを感じます。お花から水分が蒸発するスピードが速くなり、茎からの吸水が追いつかなくなって、ぐったりするんです🥵

🌱 バクテリアの繁殖

花瓶の水に雑菌が増えると、茎の切り口が詰まる原因に。特に暑い季節は水が傷みやすく、バクテリアの繁殖も早いです。これが紫陽花の水分補給を邪魔して、しおれる原因になります🦠

これらの原因を踏まえて、次からは具体的な復活方法を見ていきましょう!✨

 

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ぐったりした紫陽花を復活させる5つの方法

1. 水切り法で元気復活!

一番基本的なのが「水切り」です。これは多くの切り花に効果がありますが、特に紫陽花には効果抜群!

やり方

  1. 清潔なバケツやボウルに、たっぷりの水を入れます(水道水でOK!)💧
  2. 水の中で紫陽花の茎を斜めに切ります✂️(これが超重要!)
  3. 切り口を見て、中心に白いワタがあれば、ハサミの先などで軽く掻き出します
  4. そのまま深めの水に入れて、少なくとも30分~1時間置きます

ポイント

紫陽花は通常の花より角度をつけて鋭角に切るのがコツ!茎の断面積を広くして、たくさんの水を吸わせるんです。これだけで驚くほど復活することも多いですよ🎉

ここで使うハサミは切れ味がいいものがベスト。刃物が鈍いと茎を潰してしまい、かえって水が上がりにくくなってしまいます。

 

2. 新聞紙巻き法でしっかり水分補給

紫陽花は葉からも水分を放出するので、葉を守りながら水分補給すると効果的です!

やり方

  1. 紫陽花の茎と葉を新聞紙で優しく包みます(花の部分は出しておく)📰
  2. 茎を斜めに切って白いワタを取り除きます
  3. たっぷりの水に2~3時間つけておきます
  4. 元気になったら新聞紙を外し、普通に活けます

ポイント

新聞紙で包むことで葉からの水分蒸発を抑える効果があります。特に暑い季節や乾燥している室内では、この方法が効果的です!

水に浸かる部分の葉は取り除いておくと、よりGood!葉が水に浸かると腐りやすくなって、水が汚れる原因になりますから😉

※他の種類の切り花でも同様の効果がありますよ↓

3. 湯揚げ法で導管クリーニング

花屋さんでよく行われている専門テクニックですが、ご家庭でも簡単にできますよ!

やり方

  1. 大きめの鍋にお湯を沸かします(80℃以上、沸騰直前くらいがベスト)♨️
  2. 紫陽花の花と葉を新聞紙で包み、湯気から保護します
  3. 茎の先端(15~20cm程度)をお湯に10~30秒浸します
  4. 茎の中から泡が出てくるのを確認したら、すぐに冷水に移します❄️
  5. 2~3時間冷水に浸けて水揚げします

ポイント

湯揚げは茎の中の空気を押し出し、水の通り道をクリアにするスゴ技です!茎を熱湯に入れると、中の空気が膨張して「プクプク」と泡となって出てきます。これにより、普通の水揚げよりも効率よく水分を吸収できるようになるんです✨

※もっと詳しく湯揚げの方法を知りたい方はこちら↓

4. 茎を焼く方法(焼き切り法)

こちらは少し驚くかもしれませんが、とっても効果的な方法です!🔥

やり方

  1. ガスコンロの火を小さめに点けます
  2. 紫陽花の茎の端を2~3cm程度、真っ黒になるまで焼きます
  3. 焼いた後は、すぐに水に浸けます
  4. 1~2時間ほど様子を見て、元気になったら焼けた部分を切り落として普通に活けます

ポイント

茎を焼くことで、切り口を殺菌しつつ、水の通り道をシールする効果があります。ワタの部分も炭化させることで、水の吸い上げを改善できるんです。

焼くときは紫陽花を水平に持ち、花や葉に火や熱が当たらないように注意してくださいね!

5. 花ごと水没させる緊急テクニック

本当に元気がなくなってきた場合の最終手段です!💦

やり方

  1. 大きめの洗面器やバケツにたっぷりの水を入れます
  2. 紫陽花の花と茎の全体を水中に沈めます(完全に水没させる)
  3. 30分~1時間ほど置いておきます
  4. 取り出して、余分な水を軽く振り落とし、新しい水で活けます

ポイント

この方法は、花びらから直接水分を吸収させる緊急措置です。紫陽花の繊細な花びらは、水を吸いやすい特性があるので、全体を水没させることで即効性のある復活が期待できますよ!

ただし、この方法は最終手段。あまり頻繁に行うと、花びらが傷みやすくなることもあるので注意が必要です😉

 

紫陽花の切り花を長持ちさせるための日常ケア

復活させた後、長く楽しむためのポイントをご紹介します!✨

水の鮮度と量の管理

紫陽花は水をたくさん必要とするお花です。できれば毎日、少なくとも2日に1回は水を交換してあげましょう💧

日常ケアのポイント

  • 花瓶はいつもたっぷりの水で満たしておく
  • 水が減ったらすぐに足す習慣を!
  • 水が濁ったら必ず交換する
  • 切り花栄養剤を使うと効果的(殺菌効果も)
  • 水に10円玉を入れると殺菌効果があり、水が長持ち

紫陽花は水をよく吸うので、小さな花瓶よりも大きめの花瓶で活けるのがおすすめです。水位が下がりにくく、安心ですよ👍

 

茎のお手入れと切り戻し

水を交換するたびに、茎の手入れもしてあげるとGood!

茎のケアポイント

  • 水交換のたびに茎を1~2cm切り戻す
  • 切るときは必ず水中で斜めに切る
  • 白いワタが見えたら、取り除いてあげる
  • 水に浸かる部分の葉は取り除く

切り戻しをすることで、常に新鮮な切り口から水を吸わせることができます。これが紫陽花を長持ちさせる一番のポイントかもしれませんね🌟

最適な環境で花を守る

紫陽花は環境にも敏感です。最適な環境を保つことで、長く美しく咲かせましょう!

環境管理のポイント

  • 直射日光を避ける(色褪せの原因に)
  • 冷房の風が直接当たらない場所に置く
  • 暑すぎる場所も避ける(目安は25℃以下)
  • 花に霧吹きで水を吹きかけると元気に!
  • エアコンで乾燥する季節は特に霧吹きが効果的

紫陽花は涼しい環境を好むお花です。特に夏場は、エアコンの効いた部屋で管理すると長持ちしますが、直接風が当たらないように注意してくださいね❄️

霧吹きでこまめに花に水分を与えると、見た目も鮮やかさを保ちやすくなります💦

 

紫陽花の切り花の寿命と日持ちの目安

「紫陽花の切り花って、どれくらいもつの?」というご質問をよく頂きます。

紫陽花の切り花の寿命は、適切なケアをすれば1週間~2週間程度です。でも、何もケアしないと1日でしおれてしまうこともあります😱

【日持ちの目安】

ケアのレベル 日持ち期間
ケアなし・水だけ 1~3日
基本的な水換えと切り戻し 5~7日
完全ケア(栄養剤・水切り・環境管理) 10~14日

紫陽花は「ドライフラワー」としても楽しめるお花です。色が自然に変化していく様子を楽しむのも素敵ですよ!乾燥させればさらに長く楽しめます🌼

【参考記事】紫陽花の育て方も知りたい方はこちら↓

紫陽花(アジサイ)の育て方完全ガイド:初心者でも失敗しない季節別のお手入れ方法
アジサイは日本の梅雨時期を代表する花木で、適切な管理をすれば 10年以上にわたって美しい花を楽しむことができます。環境に応じて花色が変化する特徴を持ち、鉢植えでも地植えでも育てることができる扱いやすい植物です。本記事では、初心者の方でも失敗...

 

よくある質問コーナー

Q1: 紫陽花の切り花はどのくらいの期間楽しめますか?

A: 適切なケアをすれば、1週間~2週間楽しめます。ただし、季節や品種によって多少変わります。徹底的なケアをすれば、さらに長持ちさせることも可能です!

Q2: 紫陽花の挿し木はできますか?

A: はい、できます!切り花として飾った後、茎を10~15cm程度に切り、下の葉を数枚取り除いて水に挿しておくと、2~3週間で根が出てきます。その後、土に植え替えれば育てることができますよ🌱

Q3: 紫陽花の切り花はどのくらいの値段ですか?

A: 季節や品種にもよりますが、一般的には1本300円~800円程度です。旬の時期(5~7月頃)は比較的安価で手に入りますが、オフシーズンは少し高くなります。

Q4: 紫陽花の切り花に霧吹きをするのはなぜですか?

A: 紫陽花の花びらは薄くて繊細なため、乾燥すると色褪せや萎れの原因になります。霧吹きで水分を直接与えることで、花びらを保湿し、みずみずしさを保つことができます💦

Q5: しおれた紫陽花は必ず復活しますか?

A: 完全に枯れていなければ、本記事でご紹介した方法で復活する可能性は高いです!ただし、購入後あまりに日数が経っている場合や、茎が変色している場合は難しいこともあります。できるだけ早めに対処するのがポイントです⏱️

 

まとめ

紫陽花の切り花がぐったりしてしまっても、あきらめないでくださいね!この記事でご紹介した5つの復活方法を試してみてください:

  1. 水切り法:基本中の基本、斜めに切って白いワタを取り除く
  2. 新聞紙巻き法:水分蒸発を防ぎながらじっくり水分補給
  3. 湯揚げ法:お湯で茎の導管をクリアにする花屋さん直伝技
  4. 茎を焼く方法:驚きの復活効果がある炭化テクニック
  5. 花ごと水没:緊急時の最終手段!

そして、復活した後は日々のケアを忘れずに:

  • 水はたっぷりと、できれば毎日交換
  • 茎は定期的に切り戻す
  • 適切な環境(涼しく、直射日光を避ける)で管理
  • 花には霧吹きでこまめに水分補給

ちょっとした工夫で、紫陽花の切り花は驚くほど長持ちします。梅雨の季節だけでなく、一年中手に入る紫陽花を、ぜひ素敵なインテリアとして楽しんでくださいね🌸

皆さんの紫陽花ライフが、さらに素敵になりますように!💕

【参考記事】切り花を長持ちさせる方法をもっと知りたい方はこちら↓

切り花を長持ちさせる方法まとめ|花屋さんが勧める基本3つ・応用5つ|番外裏技各種も
せっかく手に入れた素敵なお花、出来るだけ長持ちさせて飾りたいと思いますよね。でも、「どうすれば長持ちするのか分からない」という声をよく聞きます。今回は、そういう声にお答えするために、切り花を長持ちさせる方法をまとめました。必ずやるべき基本は3つ、できればやっておきたい応用編は5つ、その他水揚げの裏技や巷で噂の番外編も

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