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トルコキキョウ(リシアンサス)の切り花の魅力:飾り方・長持ちさせる水揚げ管理など

雑記、コラム

こんにちは皆さん、

花のある暮らしを楽しむことが大好きな私たちにとって、

季節ごとに美しい花を取り入れることは大きな喜びですよね。

 

30年にわたる花屋勤務を通じて、

多くの花の魅力に触れてきましたが、

その中でも特に私が愛してやまない花の一つが

「トルコキキョウ」です。

 

そのエレガントな姿と多彩な色合いは、

一度見たら忘れられない魅力を持っています。

 

この記事では、

トルコキキョウの切り花について、

特徴や飾り方、管理方法、花言葉、豆知識などを

詳しくご紹介します。

 

皆さんの日常に、

少しでも多くの花の喜びをお届けできれば嬉しいです。

 

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トルコキキョウの切り花の特徴

トルコキキョウは、実はトルコ原産ではなく、

北アメリカがその故郷です。

 

その名前の由来は、

花の形状がトルコの伝統的な帽子「キョウ(Turkish cap)」に

似ていることからきています。

 

この花の最大の特徴は、

何といってもそのエレガントな花姿です。

 

花びらが幾重にも重なり合う姿は、

まるで小さなバラのようでありながら、

バラとはまた異なる柔らかさと優雅さを持っています。

 

色合いも豊富で、

ピンク、ホワイト、パープル、ブルーなど、

多様な色彩が揃っており、

どの色もそれぞれに魅力的です。

 

また、花びらが厚く、しっかりしているため、

切り花としての寿命が長いのも特徴です。

 

茎も丈夫で、

アレンジメントに使う際にも扱いやすいのが魅力です。

 

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トルコキキョウの切り花の基本データ

  • 別名: ユーストマ、リシアンサス
  • 分類: リンドウ科
  • 原産: 北アメリカ
  • サイズ: 高さ約40~80cm。品種によってはさらに大きくなるものもあります。
  • 販売価格: 一本あたり約200~500円。品種や季節、品質によって価格が変動します。
  • 出回り時期: 主に春から秋(特に夏が最盛期)。最近では温室栽培により、年間を通じて出回ることも増えています。

 

トルコキキョウは、

その美しい花姿から高級感のある花として

扱われることが多いですが、

実際には比較的手頃な価格で購入できるのも

魅力の一つです。

 

また、出回り時期が広いため、

さまざまな季節に楽しむことができるのも

嬉しいポイントです。

 

トルコキキョウの選び方

質の良いトルコキキョウを選ぶ際には、

いくつかのポイントを押さえておくと

失敗がありません。

 

まず、花びらがしっかりと

開いているものを選びましょう。

 

開きすぎているものや傷んでいるものは避け、

新鮮な花を選ぶことが大切です。

 

また、

茎がしっかりしていて、

折れていないかを確認します。

 

茎が太くて丈夫なものは、

水揚げが良く、花が長持ちします。

 

次に、葉の色にも注意を払いましょう。

葉が鮮やかな緑色で、

枯れていないものが良いです。

 

葉が黄ばんでいるものや、

しおれているものは避けた方が良いです。

 

最後に、花全体のバランスを見て、

形が整っているものを選びましょう。

 

これらのポイントを押さえることで、

より長く美しいトルコキキョウを楽しむことができます。

 

トルコキキョウの切り花の飾り方

トルコキキョウは、その美しい形状と色合いから、

さまざまな飾り方が楽しめます。

 

シンプルな花瓶に一本だけ飾るだけでも、

十分に存在感を発揮します。

 

その際には、透明なガラスの花瓶を使うと、

花の美しさがより引き立ちます。

 

また、複数本を組み合わせてボリューム感を出すと、

より華やかさが増します。

 

この場合、同じ色合いの花をまとめると

統一感が出て美しいですが、

異なる色を組み合わせることでカラフルで

楽しい雰囲気を演出することもできます。

 

さらに、他の花と組み合わせて

アレンジメントを作るのも素敵です。

 

例えば、バラやユリと合わせると、

豪華な雰囲気を演出できます。

 

 

逆に、グリーンを多めに使い、

ナチュラルな雰囲気に仕上げるのもおすすめです。

 

小さな花瓶にいくつかの

小さなトルコキキョウを飾ることで、

可愛らしいアクセントを加えることもできます。

 

飾る場所に合わせて、

さまざまなアレンジを楽しんでみてください。

 

トルコキキョウの切り花の管理方法

長持ちさせる水揚げ

トルコキキョウを長持ちさせるためには、

まず最初の水揚げが重要です。

 

購入後すぐに茎の先端を斜めにカットし、

新鮮な水に浸けます。

 

この時、カットする際には清潔なハサミを使い、

切り口が潰れないように注意しましょう。

 

水の温度は冷たすぎず、常温が適しています。

また、水に少量の砂糖を加えることで、

花がより長く咲き続ける効果があります。

 

さらに、切り花用の栄養剤を使用することで、

花の寿命を延ばすことができます。

 

長持ちさせる管理方法

トルコキキョウを飾る場所は直射日光を避け、

涼しい場所を選びましょう。

 

特に夏場は、

エアコンの風が直接当たらない場所が理想です。

 

また、水は毎日取り替え、

茎の切り口も数日に一度新しくカットすることで、

細菌の繁殖を防ぎ、花の鮮度を保つことができます。

 

花瓶の水は常に清潔に保ち、

花びらや葉が水に浸からないように注意します。

 

水が汚れると、茎が腐りやすくなり、

花の寿命が短くなります。

 

さらに、花が枯れ始めたら、

早めに取り除くことで、

他の花の持ちを良くすることができます。

 

トルコキキョウの花言葉

トルコキキョウの花言葉は、

「優美」「希望」「感謝」です。

 

この花言葉は、

その美しい姿と気品あふれる花の姿にぴったりです。

 

「優美」は、

トルコキキョウのエレガントな花姿を表し、

 

「希望」は、

その明るく豊かな色合いが未来への希望を象徴しています。

 

「感謝」は、

贈り物としてのトルコキキョウが、

感謝の気持ちを伝えるのにふさわしいことを意味しています。

 

特に大切な人へのプレゼントとして、

トルコキキョウを贈ることで、

感謝の気持ちや希望を伝えることができます。

 

また、自分へのご褒美としても、

トルコキキョウの花言葉を思い出しながら飾ると、

日常の中にささやかな幸せを

感じることができるでしょう。

 

トルコキキョウの雑学、豆知識

トルコキキョウは、

実は「ユーストマ」という学名で知られています。

 

英語名は「リシアンサス」とも呼ばれています。

 

この花は、かつては野生で育っていたものが、

園芸品種として改良され、

現在では多くの品種が出回っています。

 

特に日本では、

1980年代以降、品種改良が進み、

多様な花色や形状の品種が次々と生まれました。

 

また、トルコキキョウは

フローリストたちにとっても非常に人気のある花で、

その扱いやすさと美しさから、

結婚式のブーケやフラワーアレンジメントによく使用されます。

 

さらに、トルコキキョウはその美しさだけでなく、

花持ちが良いことでも知られています。

 

適切な管理をすることで、

長期間楽しむことができるため、

特に忙しい方にもおすすめです。

 

トルコキキョウの花を飾ることで、

お部屋の雰囲気が一気に華やかになりますので、

ぜひ試してみてください。

 

まとめ

  • トルコキキョウは北アメリカ原産のエレガントな花。
  • ピンク、ホワイト、パープルなど多彩な色合いが魅力。
  • 良いトルコキキョウを選ぶには、花びらや茎の状態をチェック。
  • シンプルな花瓶にもアレンジメントにも適している。
  • 水揚げと管理をしっかり行えば、長く楽しむことができる。
  • 花言葉は「優美」「希望」「感謝」。
  • 学名はユーストマ、英語名はリシアンサス。

 

皆さんもぜひ、

トルコキキョウの美しさを日常に取り入れて、

その魅力を存分に楽しんでくださいね。