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スイートピーの切り花は香りを楽しんでもらいたい♪ 長持ちさせる管理方法、赤や黄色の豆知識など…

スイートピーの切り花 切り花図鑑

スイートピーの切り花は、淡いパステルカラーなど花の色が豊富で春らしい雰囲気を演出できるので、卒業や入学の花束やアレンジメントにもよく使われます。

スイートピーの多くは春に出回るのですがお花屋さんの店頭には年末から並び始めます。少し品種の違う宿根スイートピーはサマースイートピーとも呼ばれ、春以外にも年間通して楽しむことができます。

今回は、そんなスイートピーの切り花についてお伝えします♪

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スイートピーの切り花の特徴、飾り方

スイートピーの切り花の特徴、飾り方

ママ
ママ

スイートピーって、とっても良い香りよね!

パパ
パパ

たくさんまとめて飾ると、より一層香りを楽しめるよ♪

可愛らしいお花の形や色も素敵なスイートピーですが、このお花の楽しみ方で一番オススメしたいのが香りです。

実は、お花屋さんで売られている切り花って意外と香りが少ないんです。いかにも香りがしそうなユリでさえ、品種改良で香りの少ない品種が多くなってきました。強すぎる香りは会場装飾などする際には敬遠されがちなのが理由かもしれません。

そんな中で、スイートピーの切り花は香りが良いのが特徴です。それほど強くない香りなので飾る空間の邪魔になることもありません。

 

パパ
パパ

市場から仕入れたばかりの箱を開けた時の香りは特に素敵だよ。

50~100本入っているからね\(^o^)/

ママ
ママ

それは羨ましいわね。花屋さんの特権ね!

品種によっては香りの少ないものもありますが、春先に出回るピンクや紫のスイートピーは特に良い香りがするものが多いです。

少ない本数で一輪挿しするのも素敵ですが、香りの良いスイートピーに出会ったら、多めの本数をまとめて飾って、春の香りをたっぷり楽しんでみてはいかがでしょうか\(^o^)/

 

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スイートピーを日持ちさせる水揚げ、管理方法

スイートピーを日持ちさせる水揚げ、管理方法

スイートピーは水揚げも良い切り花なので、お花屋さんで購入したら自宅では切り口を少し切り戻すだけで飾れます。

飾った後の管理は通常の切り花と同様に、風通しの良い涼しい場所でエアコンなどの風が直接当たらないようにしてください。

また、1本の茎に複数咲いているお花は下の方から順番に枯れてきます。傷んだお花は早めに取り除きましょう。

お花が傷みだすと出てくるエチレンガスの影響で、残っているお花まで傷みが早まってしまいます。どのお花にも言えることなのですが、スイートピーは特にエチレンガスの影響を受けやすいお花のひとつなので覚えておくといいですよ。

 

ママ
ママ

特に注意することはないのね?

パパ
パパ

ひとつだけ…

スイートピーは湿気にとても弱いので、それだけは気をつけたほうが長持ちするよ!

スイートピーの切り花を購入する際は雨の降った後は避けたほうが無難です。

雨の日は流通の過程でどうしても湿気によってお花が蒸れてしまうため品質が低下してしまいます。お花屋さんでは雨の翌日にはスイートピーの仕入れを控えたりすることもあるんです。

 

赤と黄色のスイートピーの豆知識

赤いスイートピーの豆知識

ママ
ママ

赤いスイートピーといえば聖子ちゃんよね!

パパ
パパ

若い人たちには分からないかもね\(^o^)/

「赤いスイートピー」は1982年の松田聖子さんの大ヒット曲です。スイートピーといえば「赤」を連想する方も多いはず。

ところが、この曲がヒットするまでは「赤いスイートピーは存在しなかった」という話は知る人ぞ知る話です。

この話、間違ってはいませんが正確には「綺麗な赤い色はなかった」というのが本当の話のようです。

聖子ちゃんの曲がヒットしたのをきっかけに、生産者さんが品種改良を繰り返し何年もかけて作り出したのが、今我々が目にする「赤いスイートピー」だということです。

 

ママ
ママ

それじゃぁ、スイートピーにはすべての色があるのね!

パパ
パパ

実は黄色のスイートピーは存在しないんだって。

スイートピーには赤も含めほとんどの色素が存在するらしいのですが、唯一ないのが黄色なのだとか。よく見かける「黄色いスイートピー」は染料を吸わせて染めたものなんです。

同じように自然にある「青いスイートピー」もキレイな青というよりは紫に近い色合いなので、お花屋さんで見かける「青いスイートピー」も染めた色ですね。

 

ママ
ママ

黄色はよく見るけど染めてあったのね。

パパ
パパ

黄色のスイートピーって、自然の色と区別がつかないくらい上手に染めてあるよね♪

※この豆知識は日本最大の花市場である「大田花き」さんのブログを参考にしました。

 

サマースイートピー(宿根スイートピー)は一年中楽しめる

サマースイートピー(宿根スイートピー)は一年中楽しめる

一般的なスイートピーの切り花は年末から春にかけて出回りますが、別名をサマースイートピーと呼ばれる「宿根スイートピー」は夏はもちろん年間を通して流通しています。

スイートピーはマメ科のお花なのですが、宿根スイートピーのお花は豆の花そのものの形をしていて可愛らしいです。

香りは春のスイートピーのようには強くありませんが、花持ちはとても良く1本の茎に着いているお花の数も多いです。色は白とピンクがほとんどですが紫も若干生産があるようです。

 

ママ
ママ

これは、エンドウ豆なんかのお花と同じみたいね!

パパ
パパ

下の写真は、ご近所の畑のエンドウ豆なんだけどソックリだよね。

菜園で育てたエンドウ豆のお花を少しだけ切り取って飾ってみても楽しいかもしれませんね。

エンドウ豆の花はスイートピーにソックリ

 

スイートピーの花言葉

スイートピーのお花は、今にも飛び立ちそうな蝶のような形をしていることから、「門出」「別離」という花言葉がつけられています。

 

スイートピーの切り花、基本データ

別名:麝香連理草(ジャコウレンリソウ)、花豌豆(ハナエンドウ)
分類:マメ科ラティルス属
原産:地中海沿岸
サイズ:30センチ程度
花サイズ:中輪
販売価格:100~300円
出回り時期:12月~5月 通年

※コチラの本を参考にしています。

まとめ

  • スイートピーは香りが素敵なので、たっぷり飾って楽しんでください。
  • 日持ちも良く管理も簡単ですが、湿気に弱い点だけ注意!
  • 赤いスイートピーが開発されたのは聖子ちゃんの歌の影響
  • 黄色いスイートピーは実は染めてある。

スイートピーはチューリップなどと並んで春を代表する切り花です。価格も非常に手軽なので多めに飾って春の香りを楽しんでみてください\(^o^)/

 

切り花図鑑
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