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桜の切り花:種類や出回る時期は?|日持ちも良く新芽の葉っぱが出るまで楽しめてとっても長持ち

桜の切り花:種類や出回る時期は? 切り花図鑑

日本の春を代表する花といえば桜ですね。サクラの花は屋外でお花見するだけではなく切り花でも楽しめます。

お花屋さんでは、他の花と同様にサクラも切り花として季節を先取りして売られています。

サクラの切り花は卒業式や入学式などで演台に飾られるのはもちろんですが、ご家庭でも手軽に楽しめる日持ちの良い花材です。

今回はそんなサクラの切り花について、種類や出回る時期などをまとめてみました。

サクラの切り花、出回る時期と種類

サクラの切花:出回る時期や種類

切り花のサクラは1月から(最近では年末の12月にも…)お花屋さんで売られています。

寒い冬の時期に売られているのは「ケイオウザクラ」という種類。そこから暖かくなるに従って、ヒガンザクラ・ソメイヨシノ・ヤマザクラなど4月末まで出回ります。

 

ケイオウザクラ(啓翁桜)

ケイオウザクラは、支那実桜と彼岸桜を交配して作られた寒緋桜(カンヒザクラ)の一種です。淡いピンク色の花は一重咲きで、枝分かれがスプレー状になっているためアレンジしやすく飾りやすいサクラです。

真冬の寒い時期にお花屋さんで見かけるサクラの切り花はこの「ケイオウザクラ」です。主な産地は山形県だそうです。寒さの厳しい場所で栽培されているなんて、なんだか不思議な感じがしますね。

 

ヒガンザクラ(彼岸桜)

寒さも和らぐ春のお彼岸の頃になるとヒガンザクラも切り花で売られます。

ヒガンザクラはケイオウザクラよりも少し大きめの薄いピンク色の花を咲かせます。ほぼ上向きに花を咲かせるケイオウザクラに対して、若干うつむき加減に咲く姿が可愛らしい桜です。

 

サクラの切り花、水揚げ方法と管理の注意点

サクラの切り花、水揚げ方法と管理の注意点

可憐な花で弱そうにも見えるサクラですが、実は水揚げはとても良く管理も簡単です。

通常は茎を斜めに切り戻すだけで充分元気でいてくれます。切るのが大変な太い枝は、縦に割れ目を入れることで水に触れる面積を増やせるので効果的です。

詳しくは枝物の水揚げ方法の記事も参考にしてください!

 

また、枝物全般に言えるのですが、水が汚れやすいので水換えはこまめに行なってください。飾る環境は、エアコンの風などが直接当たらない涼しい場所に置くと長く楽しめます。

蕾の状態で購入してきた場合は、切り花用の延命剤などを使って糖分(栄養分)を補ってあげることで、お花の色づきが良くなります。

延命剤(栄養剤)は切り花を飾る際には必ず使うべきアイテムですから、ご家庭にもひとつ用意されることをオススメします。

 

サクラの切り花の飾り方

サクラの切花の飾り方

茎が太くて長さもある立派なサクラの切り花は、それだけを花瓶に挿すだけで充分存在感もあって楽しめます。

茎が細いものならばオアシスに挿してアレンジメントしてもいいですね。チューリップ・スイートピー・菜の花など、春をイメージする季節のお花と組み合わせるのがいいでしょう。

ピンクや黄色の花と組み合わせるのが無難ですが、青いデルフィニウムやブルースターと合わせるのも、サクラの淡いピンクが引き立って面白いですよ。

また、散り始めた花びらをお皿に浮かべて飾るのも楽しい方法です。2~3日は十分楽しめます♪

 

長持ちなサクラの切り花は花が散った後、葉桜まで楽しめます

葉桜まで楽しめるサクラの切花

サクラは花が咲き終わってから葉っぱが芽吹いてきます。実は切り花のサクラでも葉っぱが出てくるんです。

これって凄くないですか?生命力を感じる瞬間です。

サクラの切花の花が散ってしまっても捨ててしまうのはまだ早いです。そのまま数日飾り続けてみてくださいね!新緑の芽吹きも味わえますので…

 

サクラの花言葉

サクラの花言葉は「純潔」「精神美」「優れた美人」

 

サクラの基本データ

分類:バラ科サクラ属
原産:日本
サイズ:50~150センチ程度
花サイズ:小、中輪
販売価格:400~2000円
出回り時期:12月~4月

コチラの本も参考にしています。

 

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