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夏でも切り花を長持ちさせる方法-暑い部屋でも長く楽しむために…

締め切った家や夏など、暑い部屋で切り花を長持ちさせる方法 花の豆知識

「真夏の暑さ」は切り花にとっては過酷な環境です。また、夏場でなくても「日中は家にいなくて締め切った部屋」というのも風通しも悪く室温も上昇するので切り花は早く傷んでしまいます。

それでも、お花のある暮らしは続けたいですよね。暑くて環境の悪い室内でも切り花を長持ちさせるための方法やお花を飾るアイデアをいくつか考えてみました。

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締め切った部屋や暑い夏に切り花が枯れてしまう理由

締め切った部屋や暑い夏に切り花が枯れてしまう理由

ママ
ママ

暑いとどうして切り花が枯れてしまうのかしら?

パパ
パパ

大きな理由はひとつ!

お花も熱中症になるんだよ。

人も暑くて締め切った部屋に長時間閉じこもっていたら具合が悪くなりますよね。水分不足で熱中症になってしまう状態が切り花にも起こるんです。

切り花は常に葉っぱなどから水分が蒸発しています。これは人に例えると汗と同じですね。

また、茎の切り口からは水を吸い上げます。これは人が水を飲むのと同じです。

このバランスが崩れて内部の水分量が少なくなってしまうと枯れてしまうんです。人が熱中症になるのととても似ていますね。

ママ
ママ

なるほど、お花ものどが渇いて苦しんでいるってことね。

パパ
パパ

お花は自分では何もできないから手伝ってあげないとね♪

 

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暑くて環境の悪い室内でも切り花を長持ちさせるための方法

暑くて環境の悪い室内でも切り花を長持ちさせるための方法

切り花を長持ちさせるには大きく分けて2つのことに気を付けます。

  1. 吸い上げる水の量を増やす
  2. 蒸発する水の量を減らす

吸い上げる水の量を増やすためには、花瓶の水が汚れないようにしなければなりません。また、茎の切り口を切り戻すなどお花が水を吸い上げやすいように助けてあげる必要があります。

蒸発する水の量を減らすためには、お花を置く場所の環境に気を付けましょう。温度が高かったり強い風が直接当たる場所は避けるべきです。

切り花を長持ちさせる方法をまとめた記事が別にあります。こちらは季節や室温などに関係なく一般的に必要な方法ですので参考にしてください。

ママ
ママ

暑いときには特別に何かしたほうがいいのかしら?

パパ
パパ

いくつか考えてみたから、暑い時や締め切った部屋に飾る時の参考にしてみてね。

 

水の汚れを防ぐ

水の温度が20度位を超えるとバクテリアの繁殖が特に進むので水が汚れやすくなります。花瓶の水の交換は毎日するくらいに頻繁に行ってください。

そのときに花瓶自体もきれいに洗ってください。これって意外と面倒くさいですが大切なことなのでお忘れなく!

ママ
ママ

花瓶に氷を入れるといいって聞いたことあるわよ。

パパ
パパ

それは効果的だと思うよ。

数時間の外出なら、出かける前に入れておけばいいかもね\(^o^)/

 

切り花用の鮮度保持剤(延命剤)を使う

切り花を長持ちさせる為に、漂白剤や10円玉を水の中に入れる方法があります。これは水の汚れを防ぐ方法として広まっているものです。

ですが、これ以上に効果的なのが切り花専用の鮮度保持剤(延命剤)を使うことです。水の汚れを防ぐこと以外にもお花への栄養補給や水揚げの促進などの高価もあります。

 

100均でも売っていますので用意しておくといいですね。

 

エアコンなどで部屋を涼しく保つ

エアコンで涼しく

部屋の温度が低くなれば花瓶の水の温度も下がるし、葉っぱなどから蒸発する水分も減りますから効果はとても大きいです。

留守中の家の中でお花のためだけにエアコンを付けておくのは現実的ではありませんが、できる限り涼しい環境で飾ってあげるのが長持ちさせる一番の方法です。

 

少ない量を短く飾る

飾り方にも注意すると長持ちします。

たくさんの量をまとめて飾ると、お花や葉っぱが蒸れやすくなりますし花瓶の水も汚れやすくなります。また、茎の長さも短くしたほうが水揚げも良くなり長持ちします。

暑い夏の季節は一輪挿しなどで少なめのお花を短く飾るといいでしょう。

ママ
ママ

少しずつ飾ればいいのね。

パパ
パパ

毎週一回飾っていたのを、お花の量を減らして3日に一度交換するっていうのもいいんじゃないかな!

 

枝物、葉物を使って飾る

アイビー

お花に比べて暑さに強く長く楽しめるのが枝物や葉物(グリーン)です。普段もこれらを使えばオシャレに飾れたりしますが夏場は特にオススメです。

ドウダンツツジやアイビー・ドラセナなどは夏のお花屋さんの定番です。店頭に並んでいなくてもバックヤードに置いてある場合もありますからお花屋さんで尋ねてみましょう。

 

冷蔵庫に入れる。

暑い日中にお出かけしている間はお花を冷蔵庫に入れておくという裏技はいかがでしょうか?

お花屋さんでも温度管理されたショーケースに入れてあるのですから、誰も見ていないのに過酷な環境にお花を置き去りにしなくてもいいかな~と思います。

お花を冷蔵庫で保管する

ママ
ママ

確かに野菜もお花も同じ植物だものね。

パパ
パパ

花瓶のまま入れなくても、半日くらいなら水に浸けなくても大丈夫かもしれないよ。新聞紙で巻いたりしたら尚良いかもね…

30度を超えるような猛暑の中に放置するよりは、たとえ水に浸かっていなくても冷蔵庫に入れておいたほうが傷みは少ないと思われます。

今回はプラスチック製の保水キャップを使ってみました。これを使うとお花を横向きに置いても水がこぼれることがないのでとても重宝します。

プラスチック製の保水キャップ

 

この保水キャップは、デンファレなどの輸入花に付いているのでお花屋さんに尋ねてみればわけてもらえるかもしれません。

時々、これが付いたままで売られていることもありますから捨てずにとっておくといろいろと使えて便利です。

デンファレの保水キャップ

 

ママ
ママ

ここまでしてもらえればお花も幸せよね♪

パパ
パパ
 
 

そうだね、嬉しくて頑張って咲いてくれそうだね\(^o^)/

 

夏は切花以外を楽しもう!

切花以外のお花を楽しむ方法も試してみませんか?夏でも長持ちする方法をいくつかご紹介します。

  • 鉢植えのお花: 根っこ付きで長持ち、コスパ良し。
  • 造花: 枯れない、手入れ不要、リアルな見た目。
  • ドライフラワー: お世話不要、独特の風合い。
  • プリザーブドフラワー: 色鮮やかで長持ち、実際にない色も楽しめる。
  • 観葉植物: 一年中緑を楽しめる、手入れが簡単。

夏の暑さでも、お花を楽しむ方法はいろいろあります。切花だけにこだわらず、ぜひこれらのアイテムを試してみてくださいね。お部屋が一気に華やかになりますよ!

鉢植えのお花

まずは鉢植えのお花。根っこがついているので、夏の暑さにも耐えやすく、長期間楽しむことができます。特に、つぼみがたくさんついている鉢植えなら、次々と花が咲き、コスパも良いですよ。お花の種類も豊富で、自分の好みに合わせて選べるのが魅力です。

造花

次におすすめするのは造花です。プラスチックや布で作られているので、枯れる心配が全くありません。お世話の必要もなく、飾るだけで手間いらず。最近の造花は非常にリアルで、少し離れて見ると生花と見間違うほどです。100円ショップでも手軽に手に入るので、始めやすいのもポイント。

ドライフラワー

ドライフラワーも夏にはぴったりのアイテム。生花を乾かして作られるので、水やりなどのお世話が不要です。ただし、造花よりも壊れやすいため、丁寧に扱う必要があります。独特の風合いがあり、温かみのある雰囲気をお部屋にプラスしてくれます。

プリザーブドフラワー

プリザーブドフラワーは、生花を乾燥、脱色、染色したもの。ドライフラワーに近いですが、色鮮やかで長持ちするのが特徴です。華やかな色合いが長期間楽しめるので、お部屋に彩りをプラスしたい方におすすめです。実際にはない色の花も楽しめるのが魅力的ですね。

観葉植物

最後に観葉植物です。花ではありませんが、一年中緑を楽しむことができ、種類も豊富で手入れが簡単なものも多いです。虫が出にくい土を使わないタイプもあるので、気になる方はぜひ試してみてください。

まとめ

人でも苦しい真夏の暑さでは切り花も弱ってしまうのは仕方がありません。

お花を長く楽しむためには、人が過ごしやすいのと同じような環境を作ってあげるのが一番の方法です。

  • 水の管理:花瓶の水を毎日交換し、氷を入れるなどして清潔に保つ。
  • 延命剤の使用:切り花専用の鮮度保持剤を使う。
  • 涼しい環境:エアコンで部屋を涼しく保つ。
  • 少ない量で短く飾る:お花の量を少なくし、茎を短くする。
  • 枝物や葉物を使う:暑さに強い枝物や葉物を利用する。
  • 冷蔵庫で保管:暑い日中に冷蔵庫に入れておく。

これらの方法を試して、夏でもお花のある暮らしを楽しんでくださいね!