お花数本で飾る一輪挿しですが、ちょっとしたことでグッとおしゃれに変身します。
何をするのかというと、グリーンをプラスするだけ!
フラワーアレンジメントでいうグリーンというのは、葉っぱ(葉もの)や枝のこと。色が緑色でなくても(例えば赤っぽい色の葉っぱや紅葉の枝ものでも)”グリーン”と言ったりします。
このグリーンがとってもいい仕事をしてくれます。
スプレーカーネーション1本にグリーンをノビノビと飾って
とりあえず普通にスプレーカーネーションを1本挿してみたよ
これでも充分キレイだと思うわよ
でも今日は、これにグリーンを足してみるネ
確かに表情が変わったわね
当たり前だけど、お花とグリーンは相性抜群だからね
スプレーカーネーションの根本から、真下に向けてツル状のグリーン(リキュウソウ)を使いました。真下に垂らして飾るのは、お花で実現するのは難しいのですが、グリーンを使えば比較的簡単にできてしまいます。
左上方向には「ツルウメモドキ」という枝ものを使いました。緑色の小さな実がついていてアクセントになります。時間が経つと実が弾けてオレンジ色に変わります。そのままドライにもなる優れものの花材です。
ガーベラとスプレーカーネーション、根本をグリーンでカチッと固めて
ガーベラとスプレーカーネーション、それぞれ1本づつ挿してみたよ
あっちこっち向いてて、まとまりない感じね
でもね、ここにグリーンを入れてみると…
花瓶の口元をグリーンでギュッと締めると全体もまとまりが出ると思うんだ。
葉っぱがあるだけで変わるものなのね、
お花とグリーンはとにかく相性がいいんです。自然に咲いている状態のお花には葉っぱがあって当たり前です。しかし、切り花では葉っぱがついていないことが多いです。
大きなフラワーアレンジメントでも一輪挿しでも、グリーンを足してあげることでより自然の状態に近づけることが出来るんです。見ている人からしてもグリーンが添えられている方が自然に見えて落ち着くのではないでしょうか。
こんな使い方も。グリーンは万能選手。
グリーンはオアシスの代わりにもなるんだよ。
オアシスってお花を挿すスポンジのことね
お花の量に比べて、口が大きくて活けにくい器の場合はグリーンを最初に詰め込んじゃうんだね
このグリーンを支えにすれば簡単にお花が挿せるんだよ
これなら私にもできそうね。
オアシスと違って、グリーン自体も見せれるところが利点なんだよ。
現在では、フラワーアレンジメントを作るときオアシスは必需品です。しかし、まだオアシスが一般的ではなかった頃はこういった方法もよく使われていました。
まとめ
お花とグリーンは相性がとっても良いです。
お花を留めるための道具のような存在にもなりますし、見た目を落ち着かせるなくてはならない存在でもあります。
グリーンを上手に使いこなせるようになると、お花を飾るのがより楽しくなりますよ。一度挑戦してみてくださいね♪